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東方喪戦苦【狂】
二十一話 亜空間の闇
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ないのになぁ〜」


男は、椅子に座っている。



そして空間は、再び構成される。


(何故!?)


白夜がそう思ったとき既に白夜の周りは、刀で包囲されていた。




「お前の敗因は、その甘さだ。んじゃ…」




男は、冷たく言いはなった。
「死ね。」





音もなく白夜の命は、脆弱に消えた。











筈だった。




白夜を取り囲んでいた無数の刀は、塵も残さずに全て消えた。





「おいおい…女の子に刃物とかカッコ悪ぃぜ?」

白夜は、その男に気づいた。




黒髪の紅い瞳の男を。



「ようやく来たのかよ」
ボスは、話しかけた。


その男。



新月狂夜に




「ボス。そしてお前らオーダーに告ぐ。」

狂夜は、ボスに語りかけた。




怒りをあらわにして。




「エイジス最高幹部。新月狂夜が…」








狂夜は、不敵に笑った。







「お前らを潰してやるよ。」
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