竜と戦姫 1
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メーヌ村長、それを見てガリアはグッと拳を握り締めた。
スズハはガリアの反応を横目で見るとまた視線を村長に向け、何事もなかったように 質問した。
「そのモンスターなのですが、種類はなんなのでしょうか?種類が分からないことにはどのモンスターを倒せばいいのか分からないので」
とスズハは村長に問おうのだが、カモメーヌ村長村長は首を振り深々と頭を下げた。
「申し訳ありません、私らではそのモンスターを特定する事すら敵いませんでした…」
「そう謝ることねぇぞ、じぃさん。要するにモンスターを倒せばいいだけだろ?だったら皆まとめてぶっ飛ばしてやればいい、そんだけだ」
とガリアはガッツポーズを決めるがスズハは呆れたようにため息を漏らす。
「ガリア・クライム、貴方の意気込みには評価したいけどそれが出来ないから困っている」
「え?なんで?」
ガリアは唖然とした顔でスズハを見つめた。
「ここのモンスターには希少種の『ゴールドディア』がいるの。このモンスターを狩ることは禁止されているから手も足もでない。だから、モンスターを特定する必要があるの、わかりましたかガリア・クライム」
「へぇ、なるほど」
と言ってガリアは腕を組んでまた考え始めた。
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