六話:オカルト研究部?
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!」
「おい、ちょっと待て、イッセー、今聞き捨てならない言葉が聞こえてきた気がするぞ?」
なんであんな噂が広まっているのかと思ったらお前の仕業かよ!!?
今度絶対に『絶拳』を叩きこんでやるからな、覚悟しておけよな。
え?出来るのかって?そんなものノリで何とかなるだろ。
認めたくはないけど父親の技だしな。
「とにかく、今日からは私達がついてるから安心して頂戴。私の眷属になった以上は誰にも手を出させないわ」
いや、まだ一言たりとも眷属になるなんて言ってないだろ。
どうしてさも当然のように俺が眷属になるように風に
言っているんだリアス・グレモリー先輩は?
俺は悪魔になる気は今のところはないからな?というわけでだ。
「俺は眷属にはならないぞ?」
「「「「え?」」」」
「え?」
何でだ?何で全員が揃いも揃って何言ってんのこいつ?みたいな目で俺を見てくるんだ?
逆に聞くけどいつどこで俺が眷属になりたそうにしてるように見えたんだ?
え?俺の意見は関係ない?俺に選択機会はないのかよ!!?
「あら、どうしてか聞いてもいいかしら?」
「俺は今の生活に満足しているからな。イッセーみたいに死んだわけじゃないんだし、どうしてもならないといけないわけでもないんだから、今はまだ人間のままでいるさ」
「そう……あなたがそう言うなら仕方がないわね。私も無理やりは好きじゃないもの。でも私の眷属にはならなくてもいいからオカルト研究部には入ってくれないかしら?」
そう言われて少し考える、俺はさっきも言ったように悪魔になる気はない。
でも、俺自身としては何らかの形でサーゼクス様に恩返しをしていきたいという
気持ちもある。気にしなくてもいいとは言われているが住む所から学校まで全て世話に
なっているからな……やっぱり何もしないというのは心苦しいよな。
それなら、せめて出来る範囲でサーゼクス様が喜びそうなことをした方がいいか……
「……来れる時に来るだけなら何とか」
「それでもいいわ。私達を見てあなたが悪魔になりたいと思えばいつでも私が眷属にしてあげるわ」
そう言って微笑むリアス・グレモリー先輩いや……部長になるのか?
まあ、とにかくだ、二度目の人生で初の部活だ。
青春を謳歌するぞ!!!
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