六話:オカルト研究部?
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。
うん、意味不明だよな。『少しは俺の事を信用してくれよな!!!』
俺はそう言ったが誰も耳を貸してくれずに速やかに校舎裏に移動。
塔城に至ってはまるで自分の物の様にナチュラルに俺の『トマトクッキー』を
袋ごと強奪してモグモグと食べながらでの移動だった。
行儀が悪いから座って食べなさい!!!
そう思ったが何だか可愛かったので許してしまった……俺は…無力だ。
「ルドガー、何をうちひしがれているかは知らないけど、早く構えなさい」
元はと言えばあなたのせいです!!リアス・グレモリー先輩!!!
少し怒ったように心の中で言い返す。
口には出さないのかだって?俺は言わないぞ、だって怒ったら怖そうだし。
「部長もああ言っているし、そろそろ始めようか。ルドガー君」
「ええい!!もうこうなったらやけくそだ!!!」
「あははは、お手柔らかにね」
『武器創造』を使いすぐさま双剣を創り出す。
今日の俺は本気だぞ?すぐに終わらして『トマト羊羹』を作らないといけないからな!!
「それが君の神器かい?僕のと似ているね」
「ああ」
俺と同じように剣を創りだす木場にそう返す、あれは俺のと同じやつか?
いや、でもあれはただの剣じゃないな……剣自体に力を感じる。
まあ、だからと言って俺が劣っているという事にはならないけどな。
「それじゃあ……始めようか!!」
「っ!!?」
宣言と同時に斬りかかってきた木場の剣を防ぐ。
動きが速いな……でも―――それだけだ!!!
「はあっ!!!」
「えっ!!?」
木場の剣を一気に押し返しそのまま木場を後退させる。
そしてそのまま隙を与えずに斬りこむ。
それを何とか受け止める木場だったが筋力の違いからか俺の方が押している。
「くっ!?強い…!!」
「足元が留守になっているぞ?」
「あっ!!?」
俺の攻撃に防戦一方なって意識が上にだけいっている所で足払いをかけて
木場を転げさす。そして倒れた頭のすぐ横に剣を突き立てる。
これで勝負ありだな。
「これで満足したか?」
「祐斗を瞬殺するなんて……あなた一体何者なの?というか本当に人間?」
なぜだろうか……言われた通りにやっただけなのに疑いの視線を向けられる俺。
これ俺、泣いてもいいよな?余りにも不憫すぎるよな?
というか何なんだ、この理不尽と身勝手。
それに少し覚えがある俺は多分自分の不幸を呪ってもいいと思う。
「あなたが何者かはっきりさせてもらうわ」
そのまましっかりと周りに取り囲まれる俺。
うわー……これは俗に言う絶体絶命ってやつじゃないのか?
まあ、本気で戦えば特に苦労することもなく逃げられるだろうけどなあ……
ここで逃
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