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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos55真なる目醒めの刻は今/紫天の盟主〜Yuri Eberwein〜
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テルの立てた第二プラン・管理局と共闘することになった。先陣は、さらなる魔力と多層防壁を削る第一チーム。

――俺たちは君を救いたいんだ。嘆き苦しんでいる君を――

――あなたを、我が儘で駄々っ子な迷子ちゃんを、保護者のところへ連れて行ってあげないとね!――

――ヤミちゃんも諦めないで! 諦めなかったその先できっと待ってる! ラッキー・ハッピーな明日が!――

――もうダメだって思っても、それでも結構なんとかなるもんだって思う!――

――信じろ。君を大切に思う王や他のマテリアル達のことを!――

――ディアーチェは、エグザミアじゃなくてあなたを待ってるんだってば、U-D――

彼らの健闘もあって、彼女を護る防壁や魔力は大きく削がれた。次は、そこからさらに彼女の力を削るために第二チームによる戦闘。

――言葉で、体で触れ合えたら、世界はきっと広がる。だからあなたもきっと変われる――

――その幻想を、夢を、今こそ現実にしましょう!――

――無限の運命なんて、私が、私たちが終わらせてあげます!――

――ヤミ! あんたの目を覚まさせてあげるわ!――

――しっかりと目を開いて、君の目の前にある希望を見て!――

――目を閉じちゃうなら、わたしが開かせてあげる!――

――もうちょっとや! ヤミちゃん! これまでの悪夢は今日、ここで醒めるから!――

――この後にお前を待っているのは、光に満ち溢れた希望の明日!――

第一チームに続き、第二チームもまた彼女から力を削ぎ取ることが出来た。そしてついに、彼女は被ダメージによってその戦闘行動が止まった。

――王様!――

――ディアーチェ!――

――ディアーチェさん!――

?―?―?―?―?―?

管理局組・未来組の活躍によって、砕け得ぬ闇、またをシステムU-Dの戦闘行動が停止した。それを確認した第二チームのメンバー全員が、彼女を唯一制御できるロード・ディアーチェの名を呼んだ。結界維持組となっていた第一チームの元をすでに離れて現場に向かっていたディアーチェは、頭を抱えて叫び続けるU-Dの元へ到着。

「もう泣くでない、U-D! 貴様の抱く諦観、絶望、その全てを・・・我が闇で打ち砕いてくれるわ!」

「う・・ぅく、あぅ・・・くぅ・・・う、うぁぁぁぁぁぁーーーーーーーッ!!?」

VS?―?―?―?―?―?―?―?―?―?―?
其は孤独より救われるのを求め望む者・砕け得ぬ闇
?―?―?―?―?―?―?―?―?―?―?VS

第一チームと第二チームの必死の戦闘によってようやく止まった、U-Dを暴走させる要因だった永遠結晶エグザミアが、ここに来て再稼働。消えかけていた魄翼が元に戻り、

――ヘカトンケイルフィスト
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