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大陸の妖精
月の雫
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グレイ「あいつ等・・・デリオラの恐ろしさを知らねえんだ!!」


封印を解除できる事を知ったグレイはデリオラへの恐怖と怒りで震える



リラ「この島の事が呪いだと思ってる現象は月の雫の影響だと思うわ、一つに集まった月の魔力は人体をも汚染する、それほど強力な魔力なのよ」


アルト「あいつ等ぁ・・・!上等だコラァ!!」


ルーシィ「待って!誰か来たわ!!」


岩陰から飛び出そうとするアルトをルーシィが止める


見ると、仮面をつけた男が先程の3人組みを引き連れて現れた



シェリー「悲しい事ですわ、零帝様・・・」


赤髪の女性が零帝に近づく



シェリー「昼に侵入者がいたようなのですが・・・とり逃がしてしまいました、こんな私には愛は語れませんね」


零帝「侵入者・・・」


グレイ「!」


零帝の声を聞いた時、わずかにグレイが反応する



ナツ「あいつが零帝!?」


アルト「って事はアイツが主犯格か」


ルーシィ「えらそーな奴ね、変な仮面つけちゃって」


ハッピー「そっかなぁ、かっこいいぞ」




零帝「デリオラの復活はまだなのか」


シェリー「この調子だと今日か明日には・・・と」


トビー「どっちだよ!!」


零帝「いよいよなのだな・・・」




グレイ「・・・・・」


零帝の声を聞いた時から先程までの苛立ったグレイの姿はなくなり、静かになっていた


それどころか心なしか少し震えているように見えた



零帝「侵入者の件だが、ここにきて邪魔はされたくないな」


シェリー「ええ」


零帝「この島は外れにある村にしか人はいないハズ・・・」


零帝は少し考えた後片手をあげ3人組みに命令を下す



零帝「村を消してこい」



シェリー「はっ!!」


ユウカ「了解!!」


トビー「おおーん!!」


命令を下された3人組みは村がある方角に向かって走りだした



ナツ「何!!?」


ルーシィ「村の人たちは関係ないのにっ!!!ど・・・どうしよう!!!」


グレイ「この声・・・オイ・・・ウソだろ・・・」


村を消せという命令に動揺するナツとルーシィ、そし何か恐ろしいことに気がついた素振りを見せるグレイ




アルト「仕方ねェ、ここで食い止めるしかねえだろっ!!」


ナツ「よし!もうコソコソするのはゴメンだ!!」


そう言ったナツは空に向かって火を吹きながら大声で叫んだ




ナツ「邪魔しに来たのはオレたちだァ!!!」





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