暁 〜小説投稿サイト〜
大陸の妖精
月の雫
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ぞ!!無理無理!!ヒマ死ぬ!!!」


ルーシィ「グレイ、どういう事?」


グレイ「島の呪いもデリオラも全ては月に関係してると思えてならねえ、奴等も「もうすぐ月の光が集まる」とか言ってたしな」


ルーシィ「そっか・・・確かに何が起こるか、あいつ等が何をするか・・・気にはなるわね」


ナツ「オレは無理だ!!追いかける!!」


ナツは先程の3人組みを追いかけようとする


しかしその数分後、ナツは眠たくなったらしく寝てしまった



ルーシィ「本当・・・こいつって本能のままに生きてるのね」


アルト「まぁ、結果オーライで良かったけどな」


ハッピー「あい」


その後、ヒマを持て余したルーシィが琴座の星霊「リラ」を呼び出し音楽を歌ってもらっていた


リラの綺麗な歌声とハープの音色を聞きながらアルトたちは月が出てくるのを待ったのであった















アルト「もう月が出てるんじゃないか?」


ルーシィ「そうね・・・結構時間たったし・・・」


外の様子を見ようとアルトたちが洞窟から出ようとした時、大きな地鳴りが起きた



ルーシィ「な、何の音!?」


ナツ「夜か!!」


大きな地鳴りの音でナツが目覚める



アルト「おい、あれ見ろ!!」


グレイ「天井が・・・!!」


洞窟の天井に大きな穴が開き、その穴から紫色の月の光がデリオラの氷に降り注ぐ



アルト「月の光がデリオラの氷に当たってるぞ!」


ナツ「偶然なんかじゃねえぞコリャ」


グレイ「行くぞ!光の元を探すんだ!!」


グレイたちは月の光の元へ行くために急いで洞窟の外へ出ることを試みた


洞窟内の階段を上り、遺跡の頂上へ辿り着いたアルトたちは妙な覆面をつけた集団が何かの儀式を行っている光景を目にした



アルト「アイツら月の光を集めてるのか!?」


ルーシィ「それをデリオラに当てて・・・どうする気!?」


リラ「ベリア語の呪文・・・月の(ムーンドリップ)ね」


ルーシィ「アンタ・・・まだいたの?」


アルトたちの横から出てきたのは先程ルーシィが召喚した星霊、リラだった



リラ「こいつ等は月の雫を使って、あの地下の魔物を復活させる気なのよ!!」


アルト「復活だと!?」


グレイ「バカな・・・絶対氷結(アイスドシェル)は絶対溶けない氷なんだぞ!!!」


リラ「その氷を溶かす魔法が月の雫なのよ、一つに集束された月の魔力はいかなる魔法をも解除する力を持ってるの」


ハッピー「そんな・・・」


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