暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マクロスF
0797話
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「次はピンポイントバリア。これは結構使えそうだな」
「そうね。これは色々と応用出来る技術だし、入手予定よ」

 拳に纏わせて殴ったり、あるいはナイフに纏わせて攻撃力を増すといった事も可能なピンポイントバリアは、フォールド通信と同様に是非得たい技術だ。
 とは言っても、当然の如くこれに関しても幾つものバリアを備えているニーズヘッグには装備する必要性が薄いんだが。

「残るは反応兵器、アクティブステルス、マイクローン装置だが、これらも研究用にごく少数だけあればいいだろう」

 呟き、その根拠を説明していく。
 まずは反応兵器。これは基本的に核兵器である以上、どの世界でも基本的には拒否感をもって迎えられるだろう。そもそも広域破壊兵器が必要ならシャドウミラーには放射能問題等が無いフレイヤがある。
 アクティブステルスに関してはASRSの件を見れば分かるように、ステルス技術ではマクロス世界よりもシャドウミラーの方が数世代先をいっている。
 マイクローン装置だが……これに関しては、正直なところ微妙でもある。欲しいと言えば欲しいのだが……そもそも、現存する物の殆どを新統合政府が回収しているとルカから以前聞いているし、技術の進歩で何とか新しいものを作れるようにはなってきたが……それに関しても、マイクローン装置最大の弊害である遺伝子異常が出るのを、どうしても取り除く事が出来ない。となれば、そんな不完全な装置は導入しない方がいいだろう。
 それらを説明すると、皆特に異論は無いのか特に何を言うでも無く頷く。

「EX-ギアはどうするの?」

 話を聞いていたシェリルの問いに、少し考えて首を横に振る。

「確かにパワードスーツにもなるパイロットスーツってのはいいが、操縦システムの変更やコックピットブロックの交換、いざという時に1人で着れないという問題を考えると、取りあえず見送りだな。それにシャドウミラーの機体は基本的に防御力が高い」
「うーん、それでも無いよりはあった方がいいと思うけど……」
「まぁ、そうだな。今は導入しないが、将来的には分からないかもしれないな。それと、最後にテラフォーミング技術だ。これに関しても優先度は高く設定してくれ」
「分かったわ。さて、今のアクセルの話を聞いた上で話を詰めましょうか。マリュー、魔法球の方に行くわよ。コーネリア、スレイ、シェリル、悪いけど後はお願いね」

 そう告げ、マリューと共にリビングを出て行く。
 ……さて、どんな事になるのやら。
 エザリアの苦労が思い浮かぶな。
 ああ、ライブの技術に関しては忘れていたな。
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