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転生とらぶる
マクロスF
0797話
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ば、当然戦闘シーンで確認するのが当然と言えば当然なんだけどな。

「ま、それはともかくとして。マクロス世界から得られる技術についての話をしましょうか。エザリアの方にも教えておいた方がいいでしょうし。それで、アクセル、シェリル。マクロス世界にある技術で有用そうなのは何がある? こっちでも一応YF-29を調べているけど、それを含めて答えてちょうだい」

 そう告げ、じっとこっちへ視線を向けてくるレモンに、シェリルと目を合わせながら考え……取りあえず思いついたのを並べていく。

「まず最優先にすべきはフォールド技術だろうな。惑星近くでは使用不可、他の世界にあるかどうかは分からないが、フォールド断層というのがあると無駄に時間が掛かると難点は色々あるが、それでもここまで普及した転移技術は珍しい。……が、基本的には1つの惑星内で活動する事が多いシャドウミラーとしては、フォールド技術よりもそれを応用したフォールド通信技術の方が有用だ。NジャマーUを使っている状態でも通信が出来るというのは必須だろうし。正直な話、フォールドそのものよりもフォールド通信の方が重要性は高い。この後で話すISCと共にシャドウミラーの標準装備とするべきだな」

 俺のその話を、レモンとマリューが持っていたコンピュータへと入力していく。
 そのまま話を続けて、と目で促され、説明を続ける。

「フォールド関係で他にあるのは、ディメンジョンイーターってフレイヤの上位版とも呼べる兵器があるが……これはフォールドクォーツを使い捨てにしなければならないから、必要無いと思う。まぁ、それでも技術的に知っておくのはシャドウミラーとしては間違っていないと思うけどな」
「なるほど、確かにMDE弾頭のようにフォールドクォーツを消費するようなものは避けるべきね。ミュートスでの戦闘でバジュラの死体は大量に入手出来たけど、それはあくまでも有限ですもの」
「ああ。これ以降恐らくフォールドクォーツを入手するのはまず不可能だろう」
「あら? でもフロンティア船団に1匹残ったバジュラがいたでしょう? あっちから手に入れる事は出来ないの?」

 俺とレモンの話を聞いていたマリューがそう口にするが、俺は黙って首を横に振り、シェリルが答える。

「確かにあの子はランカちゃんと一緒にいたくてフロンティア船団に残ったわ。けど、結局は1匹しかいないからフォールドクォーツの収集や精製はごく小規模しか出来ないわ。それに、肝心のランカちゃんがあの子にそこまで無理をさせるとは思えないしね」
「となると、やっぱりフォールドクォーツは今ある分を消費しない形で使っていくしかないか」
「それがベストでしょうね。あの子はフロンティア船団では有名人よ。敵に洗脳されつつも、歌の力でバジュラと人間の誤解を解決した。……もっとも、そう
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