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Angel Beats! the after story
忍・ニン・NIN
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「着いてこい!」
ドラクエみたいに縦一列になり歩き出す。
俺の名前は音無 結弦!気持ち的には
騎士
(
ナイト
)
やってます!
*
道中にもお土産屋が幾つかあったが、迷うことなく一つの店に着いた。
「ここが一番品揃いがいいところだ!」
こういう観光地にあるような至って普通のお土産屋。普通かは俺基準だが。
「じゃあ。各々好きに買ってきていいぞ。売り上げに貢献したまえ」
つまり自由行動か。後半は無視。
店内を見ると椎名の言った通り、品揃いは豊富だった。
さすがに本物ではないが、手裏剣、クナイが置いてある。そして、時代劇系の場所に必ずといっていいほど存在する、木刀が置いてある。それはもう、バカみたいに色んな店で売ってるよな。
その他に忍者饅頭、手裏剣クッキー、チョンマゲロールケーキ。中にはくノ一コスプレ一式(鎖帷子付属)も売っている。誰が買うんだこんなの?まぁ買ったよ。何か?べ、別に誰かに着させたいとかか、考えてないんだからね!
みんな買い終わったらしく、外に出る。
くノ一コスプレ一式を買ったからなんも買えなくなったがしょうがないよな。
「音無さん」
「ん、どうした?」
もしかして俺の買ったくノ一コスプレ一式を着たいのか!?
「あの、これどうぞ」
かなでの手から渡されたのは龍を金ピカにした中学生が買ってくるようなストラップだった。
「どうしたんだこれ?」
「音無さんとお揃いが欲しくて。ダメでしたか………?」
「全然!!むしろウェルカム!ありがとうかなで。嬉しいよ」
「よかった」
俺の目の前には満開の笑顔が咲く。守りたいこの笑顔。本日二回目出ました。
折角貰ったんだ。と思い、ケータイに取り付ける。
「結弦これあげる」
いきなり岩沢から手渡しされたのは、巻物のストラップだった。
「これおもしろいんだよ。巻物らしく開くと文字が書けるんだ」
「工夫されてんだな。開いてもいいか?」
「今は……困る。だから、旅館に着いてから一人で見てくれないか?」
赤面した顔でそんなこと言われたら、断れないだろ。
「ああ。旅館で一人で見るよ。約束する」
「絶対だからな。約束破ったら許さないから」
冗談っぽくそう言う岩沢は、今まで見たことがなく新鮮だった。岩沢のも同様にケータイに取り付ける。なんか女子高生みたいなジャラジャラしたケータイになったな。ダサいけど。
「TK先輩木刀買ったんですか?」
「部屋のインテリアにいいかなって思いまして」
「………へ、へぇ〜」
「ユイちゃんは何を?」
「聞いちゃいますか〜。………なんと!木の葉隠れの額当てです!ひなっち先輩は砂隠れ
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