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Angel Beats! the after story
忍・ニン・NIN
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ょうがない。
煽てに煽てると。

「本当に世話のかかる、あさはかな連中だ!そのあさはかな根性、私が叩き直してやる!」

ノリノリになった椎名を見てホッと一息つく。

ようやくこれで、楽しめるな。





「さて!まずは手裏剣の技を見せて貰おう!」

始めに着いたのは手裏剣、クナイの的当てだった。刺した場所によって景品が貰える。ちなみに的は人の形をした人形。

「と、言いたいところだが、私が先に手本をお見せしよう!よく見ておけ」

右手に手裏剣、左手にクナイを数本ずつ持ち、椎名の気合の入った声と共に何本もの手裏剣、クナイが人形めがけて飛んでいく。

カッカッカッと突き刺さる音が響く。

結果、人形の顔は蜂の巣になっていた。

「とまぁ、こんなもんだ。やってみろ」

((((((椎名(さん)こえ〜))))))

その光景を見た野田は隅で震えていた。

「私!やりたいです!」

元気に手を上げるかなで。的当ての人から比較的、当てやすいという手裏剣を貰い、椎名に構えとコツを伝授される。

「いきます!」

かなでの気合の声と共に投げた手裏剣は、綺麗な弧を描き人形ではなく、人形ように隅で固まっている野田の顔のすぐ近くに突き刺さった。

かなでに武器を持たせちゃダメだ!死人がでるぞ!

「しゅ、手裏剣が俺のすぐ近くに刺さってる!!の、呪いだ〜!!」

パニックを起こす野田に同情する俺ら。

かなで恐怖症にならなければいいが……。

「中々いい腕ではないか!もう少しだ!もう一回!」

野田がそんなに憎いの、このくノ一?

「では!いきます!ってみんなどうしたの?」

全力でかなでを止める俺たち。死人が出てからじゃ遅いんだ。かなで。

「かなで!他のところ行きましょ!ね!椎名さん!他の修行受けたいな〜」

「やる気ではないか貴様。では、他の修行へ向かおう」

みんなから安堵の息が出た。野田は生気を失っていた。最後まで持つのだろうか?





「次はこれだ!」

一般人の等身大の藁人形が何体もいる広場だった。

どうやらここは、忍者刀の体験ができるらしい。本物ではなく模擬刀と注意書きが入り口に建っていた。

「さて、続いてはこの忍者刀を使ってもらう!一秒でも早く相手を始末するための技を伝授する!よく見ているんだ」

体制を低くし、腰に携えたに忍者刀の柄を右手で掴み、藁人形との距離をとる。風が吹き抜けた瞬間、抜き放ちジグザグに三連撃を藁人形に食らわせた。

抜き放った忍者刀を鞘に戻し、鍔が鯉口に当たりキンッという金属音が広場に鳴り響く。それと同時に藁人形は三等分になった。

「まっ、こんなもんだ」

((((((椎
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