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聖魔弾の銃剣龍神皇帝と戦姫
第2巻
オージュ子爵からの願い×盗賊団がいるとこまで行軍中
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してな」

「その怪我でしたら、すぐにお治ししますよ。代金は無しで結構ですから」

と言ったティッタはタブレットを取り出してから、オージュ子爵の身体を全体スキャンをかけてから怪我のところを治療をしたのだった。そしたらオージュ子爵は立ち上がってさっきまで元気がなかったのが嘘のように身体を動かしていた。

「治療完了しましたが、紹介が遅れましたがヴォルン大公の屋敷に住んでいる侍女兼兵をしておりますティッタと言います、隣がニールで私とニールは大公補佐官であります。本来ならヴォルン大公が行くはずでしたが、ただいま我が主は出かけておりますので大公代行として我々が来ました。隣にいますのは、リムアリーシャ、戦姫エレオノーラ=ヴィルターリアの信頼厚い将です」

ティッタはタブレットをしまってから、簡単な自己紹介をしたのだった。リムは無言で一礼をしたら、子爵も会釈で返した。健康状態抜群となったのか、健康な身体となったのが嬉しかったが、今は目の前の話をしなければいけないので、真剣な顔立ちとなった。マスハスから受け取った手紙内容で大よその事情は伺ったが大公代行のニールに直接詳しく話をしたのだった。ニール大公補佐官が詳細な話を聞き終えたら、難しい顔をしていた。

「本来であればブリューヌとプトレマイオスは中立同士であるが、先に喧嘩を売ったのがこちら側とは。最初聞いた時は冗談かと思いましたぞ」

「嘘のような話でありますが、これは事実でございます。実際テナルディエ軍が我らの神国領土に来て、牙を剥きましたからな」

「マスハスの手紙とお主の話はどうやら事実のようですな、本来であれば我らはテナルディエ公爵に逆らってはいけないと思うであるが、プトレマイオス神国に進軍したのであれば話は別じゃ。正義はプトレマイオスに在りという感じですし、プトレマイオス軍とジスタート軍がブリューヌ内乱に介入するとならな今までお世話になってきた神国に感謝の念として、一緒に戦わせてくれとこちらから願いたいですな」

「では一緒に戦ってくれると?」

「この老骨の力でよければ・・・・と言いたい所ではありますが、悩みを聞いてもらえないでしょうかな?ヴォージュの山々に盗賊団が巣食っておるのだ。奴らは近くの村を襲って焼き、殺し、財貨や家畜を奪い、若い娘を攫うなどの悪逆非道の限りを尽くしておる」

そう話してもらったら、俺達も気付いたがリムが目を細めたのを気付いた俺達。まあオージュ子爵は気付いていないからいいとして、オージュ子爵率いる兵をヴォージュに向かったが敗戦したらしい。先程まで怪我していたところは、その時出来た怪我だと知らされた。我ら神国を頼ろうとしたらしいが先に攻撃をしに行ったらしいので、報告が遅れてしまったと。敗戦後にマスハスからの手紙が来たので、我らが来た時に一緒に話そうと
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