第四章 完成 自分達の部隊 〜ミッドチルダ レリック事件〜
最終回 見えてきた黒幕
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「すぅ...すぅ...」
今日は午前中でフォワード部隊の訓練第二段階が終わる予定なので午後の半日が全員待機というなの半ば休暇である
なので、あまりやることがないと考え頼まれていた仕事やらなんやらを前日までに片付けておくことを条件に丸一日休暇をもらえた。まあ本部の中にいることが条件ではあるが
というわけで絶賛お寝んね中でございます
ここ最近まともに睡眠が取れていなかったので俺はこの機会にゆっくり体を休ませることにした
同時にアルティメイタムもここ最近データ領域のメンテナンスというか整理を行っていなかった為、完全休止状態で整理を行っている
つまりこの日、起動六課の最大戦力はお休み中ということだ。呑気とか言わない。疲れるんだよ、人間だもの
だが、束の間の休息すら彼には許されなかった。まるで、戦いが彼を呼んでいるかの如く
[蒼炎くん!起きて!!]
「ん....どうした」
なのはからの緊急通信が入り、叩き起こされた俺はまだぼんやりしていた頭を切り替える為に頬を叩く
なんせ、一応休暇扱いの俺を叩き起こすんだ。それなりの事態ってことだろう
[レリックが見つかったの。それと一緒に女の子も]
「わかった。直ぐに指揮所に向かう」
俺はかけてあった上着を羽織り向かうが
[いや、そのままヘリポートに向かって飛び立って。最悪のケースを考えて都市防衛用意を]
「了解!」
机の上に居るアルティメイタムをとり
「起動開始」
<スタートアップ....リブート......コンプリート>
「おはよう。早速で悪いが出撃だ」
無事に起動したアルティメイタムを腕に装着し、ヘリポートに出ると
[ガジェット来ました!地下水路に数機ずつの編隊。海上方面...12機ずつが五グループ!]
やはり来た。それにしても
「多いな...。ロングアーチ、市街地航空戦闘許可を!」
[はい....許可します!]
「よし...。アルティメイタム、行くぞ!」
俺は腕を掲げ、アルティメイタムを起動させる。バリアジャケットが自動的に展開され、慣れ親しんだロングコートに似たものが構成され、右手にはもう10年も共に居た相棒...ソードモードのアルティメイタムを持ち、空へと羽ばたく
「準備...完了!付与...速度増加!!」
ここから現場まではかなりの距離があり、それを少しでも埋める為魔術回路を励起させ、強化と魔力放出を行い速度を上げる
管理局にかけられたリミッターがある以上普通の手段じゃどうしても遅くなる。でも魔術を使えばそれを埋める
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