第四章 完成 自分達の部隊 〜ミッドチルダ レリック事件〜
最終回 見えてきた黒幕
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「はぁ...。くそったれ」
悪態をつくと同時に限定解除の限界がきたようだ。フルドライブが強制的に止められた
再び片手剣に戻ったアルティメイタムを握りしめ、俺はヘリの護衛に戻る
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俺は自室に戻ると今日の戦闘ログを見ていた
データから見るに、ヘリを砲撃してきたのは恐らく...
「戦闘機人...となればその後ろにいるのは間違いなくジェイル・スカリエッティか...」
収穫はあった。これで捜査が進む。でもそれ以上に嫌なニュースが多い
「俺のクローン...フォワード陣には辛い相手だな」
最後に戦った俺のクローン。身体能力からして、恐らく薬物投与などのドーピングはしてるだろう
まあ、それを差し引いても基本スペックはかなり高いと思う。元々俺が規格外らしいからな
正直、頭が痛くなるな。予想以上に事件解決は難しい
戦闘機人だけで荷が重いってのにガジェットとクローン
なにより目的はなんだ?ジェイル・スカリエッティは何を望んでいる?
わからない。全てがわからない
それでも...犯人の確証がつかめただけましと考えるか
これからはもっと忙しくなるな
もしかしたら、出し惜しみは出来ないかもしれない。そうならないで欲しい物だが
俺は、これからも共に戦い続けるであろうデバイスに手を乗せ
「がんばろうぜ、相棒」
<おう>
そう呟いた。自分に言い聞かせるのもあったがこれからどんどん熾烈になって行くという予感がしたからでもあった
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