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『自分:第1章』
『売上/客層』

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売上急増して店長は大喜び!
開店して4時間半、零那が指名接客したのは2人。
指名+延長+オ-ダ-。
他の客には顔出し程度に付いてドリンクバック位しか無い。
それでも売上的には助かったらしい。
役に立てたなら良かった。
OPENしてスグ潰れられてもイヤ。
本来、セクキャバなんやからオ-ダ-自体滅多に出んと思う。
でも零那のお客さんは何故か飲食する事多い。
店側で用意すれば売上になる。
汚い考えかも知れん。
此処で働かせてもらってる以上は役に立たなね...。
お客さんには相談しつつ、無理な売上はせんように。
可能な限りで両者に役に立つ様な存在で在りたい。
欲張りなんかも知れんね...
何も出来んくせに役に立ちたいって...

いろんな客が居た。
薬入れられたことがあった。
バイアグラの女版。ヒメアグラ。
零那は体質的に薬が効かんから良かったけど。
体温が微妙に上がったくらいの効果しか無かったし。
酔ってないしおかしいなって問い詰めたら素直に自白した。
欲情さしてから指入れして、挿入して欲しいと女に思わせる。
それから本番に持ち込もうって考えの客は迷惑でしかない。
馬鹿な客。
こんな狭い街でグループ店舗で出禁くらったらキツいやろうに...。

跨がるときにどうにか挿入しようとする客はもう慣れてる。
必死やなぁ、可愛いなぁ、って笑えてしまえる。
そんなに挿入したいんやぁ、相手おらんのかなぁ、って。

雑に触ってきて痛くて苛々する客もいる。
笑顔で痛いですって言うたらキレられた。

イヤになる瞬間ってのはある。
それはデリもコッチも同じ。
ただ、何でこんな汚い仕事しよんかって説教してくる客は一番嫌い。
じゃあその汚い場を利用すんなって言いたい。
高松のデリの時に1回言ってしまったことあったかな?

世の中いろんな人間居るけど、風俗遊びする男もホンマ色々。
働く女も色々。
ある意味、飽きん。

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