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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
辞めると思った?残念、フェイクだ!
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はその道中、妙なものを見つけた。

「……?」

それは石の様で、ただ、石の様には見えなくて、
外見ではなく、その中に内包された力のようなものが感じ取れた。

「…一応持っておくか」

俺はそれを懐にしまい、また歩き出す。





「ごーめんくーださーい!」

依頼者の家に到着。
門を叩いて中にいる人を呼んだ。

「はーい、どちら様?」

中からは若い女性が現れ、その足元には小さな少年が睨み付けるようにたっていた。

「あー、えー、あれ?依頼者は?」

「依頼…あ!もしかしてカカシさん達の?」

「あ、やっぱりあってたか。
いやー、間違えたかと……」

「あの、どうかしましたか?」

「すみませんが、ナルト達は何処に?」

「え?ナルト君ならさっき橋の方へ…」

入れ違いか…。
まぁいい。

「すみませんが、中へ入れさせて貰っても?」

「あ、はい。構いませんよ」

「有り難うございます」

俺は中へと案内され、扉をしめる。
そして…

「下がっていてください」

「え?あの……」

「いいから」

「は、はい。ほら、イナリ」

……え?母親?嘘?
若すぎだろ?結婚したのいつだよ?

「…………」

俺は扉に向かって無心で構える。
そして扉が破壊され、

「アンタがタズナの「瞬迅拳!」ぐぼはぁ!?」

現れた二人組の内一人をぶっ飛ばす。

「なっ!何物だテメェ!」

おー、この下りは久し振りだな。…よし。

「ククク…混沌を望み、全ての支配構造を破壊するもの…」

「はぁ?」

「聞きたいか…?…我が名は!」

そう言って区切り、バッバッバ!、とポーズを取りながら名乗りあげる!

「鳳凰院!キョーマ!」

「か、カッコいい…」

おっと少年。分かってくれるか!

「舐めてんじゃねぇぞガキィ!」

眼帯をした男は刀を抜き、俺に向かって斬りかかってきた。

「俺がガキならお前は幼児だな!」

降り下ろされた刀を素手で掴んで破壊し、そのまま男を蹴りあげた。

「ナルト!」

「おおよ!」

近づいていたナルトが現れ、その勢いのまま飛び蹴りをして男を蹴り飛ばした。
…ふむ、結構とんだな。

「よし、危機は去った。
少年よ、正義は勝つのだ!」

「イナリ!怪我はないか!」

「兄ちゃん……うん」

「あれ?あのー、一応決め台詞言ったんだけどな?」

「あ、あの、かっこよかったですよ?」

「…ありがと……」

やっぱり最後は閉まらないのであった。











「あれが橋か?」

「そうだってば!早くいか
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