マクロスF
0795話
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に近い時代だったからですね。アクセル君から聞いた話では、SEED世界はかなり未来になりつつあるという話ですし、ギアス世界は歴史そのものが僕達の知っている世界とは大きく違っているという話ですから」
「なるほど、色々と大変ですのね。では、後で雪広財閥が誇る図書館に行ってみるというのはどうでしょう? そちらの世界では失われたものが色々と見つける事が出来ると思いますし、それを集めるのに協力は惜しみませんわ」
「いや、それは助かるが……いいのか?」
太っ腹とも言えるあやかの言葉に、戸惑ったように呟くオズマ。
……まぁ、実際にあやかに向かって太っ腹とか言うと、間違いなく怒るだろうから口には出さないけど。
「ええ、アクセル君がお世話になった方々の為ですもの。雪広財閥の力を結集してでも協力させて貰いますわ」
「……そうか、こう言うのもなんだが、正直助かる」
口元に笑みを浮かべるあやかに、オズマが頭を下げる。
にしても、分かってはいたが想像以上に大事になりそうだな。
火星に関してのテラフォーミング計画を発表して以降、雪広財閥や那波重工は画期的な技術を幾つも発表して、着々と力を付けてきた。
それは俺がマクロス世界に行っていた1年半の間も当然続けられており、既にこのネギま世界で雪広財閥と那波重工は日本経済はおろか、世界経済そのものに影響力を与える程の力を持っている。
それを思えば、あやかが言っていた雪広財閥の力を使って云々というのは決して絵空事ではない。恐らく、考えられる限りのデータやら物資やらを集める事になるだろう。
はてさて、今回の取引で得をするのは誰なのやら。
そんな風に思いつつ、麻帆良の街の見学が再開されるのだった。
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