十二幕 これからはずっと一緒だよ
1幕
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〉のヴォルト、〈光〉のアスカ、〈闇〉のシャドウ、〈氷〉のセルシウス。
錚々たる顔ぶれが、たった一人の少女によって勢揃いした。
「これで、みんなで一緒に行ける。だよね?」
「あ、ああ。そうだよ。よくやったな、フェイ」
ルドガーの褒め言葉に、フェイは赤らめた顔を俯かせて、両手の指をいじった。こうしていると、ルドガーの知るフェイ・メア・オベローンなのに。
(そういや少し前、エルが言ってた。『フェイが遠くに行きそうでコワイ』って。こういう意味だったのかもしれない)
そして、彼らは迷宮へ足を踏み入れる。
ミラの地水火風の四大精霊と、フェイが呼んだエレンピオス側の大精霊の加護のおかげで、あるはずのない道に踏み込んで落ちそうになったり、逆にないように見えていた道を見つけたりしながら、それなりに長い時間をかけて。
ついに彼らは、〈審判の門〉へ出た。
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