第2話 オカルト研究部
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。」
「まさか、イッセーがそんなお姫様を助ける勇者の様な事をやっていたとはな。」
それぞれの思った感想を口にする。その後に朱乃が、
「もう皆さん。茶化さないでください。あっ!イッセー君。そう言えば、ダオスと言う偽名を使って私を助けた時にダオスレーザーという強力なレーザーを出す技を使っていましたけど、もしかして今はイッセーレーザーでしょうか?」
「今でもダオスレーザーだ。それ以上でも以下でも無い!」
「あら?私はてっきり、イッセー君はナルシストかと思っていましたけど。違うんですか?」
「断じて違う!私はナルシストでは無い・・・」
何故、私は前世で自分の名前を技の名前に入れたのだ。イケてると思ったからか?だと、すれば前世の私はナルシスト気取りだったのか・・・
「ええと、何か空気が良いのか悪いのか解らなくなりそうだから、話を変えましょ。」
「そうですか部長。私はもう少しだけ、イッセー君と昔話で楽しもうかと思ったのですが、仕方ないですね。」
朱乃は危険だ。おそらくドSだ。確実にドSだ。朱乃は一番怒らせない様にした方がいいな・・・
とにかく感謝するぞ、リアス。話を変えてくれて助かった。
「それじゃあ、イッセーにガイを悪魔に転生させた方法を教えるわ。この悪魔の駒(イーヴィル・ピース)を使って、ガイを悪魔へと転生させたの。」
「悪魔の駒?どの様な物だ。見た感じはチェスの駒に見えるが。」
「これは悪魔の中でも解りやすく言うとリーダー的存在と言えばいいのかしら。そのリーダーが王の駒を所有して、他の駒は自分の眷属にしたい相手に取り引きをして相手が承諾した後に渡す事で、その相手を自分の眷属にできるわ。それに相手が人間の場合は相手を悪魔に転生させる事ができるわ。当然、ガイは悪魔の駒で悪魔に転生させたから、ここにいる訳ね。」
「そんなチェスの駒の様な物で俺を悪魔に出来たのか。悪魔の駒はチェスの駒の様に種類も有るんだよな?」
「ガイの言う通りよ。悪魔の駒はチェスの駒で言う、王の駒、女王の駒、戦車の駒、僧侶の駒、騎士の駒、そして兵士の駒の合計六つの種類が有るわ。」
悪魔の駒。これがガイを悪魔へと転生させた方法か。それに種類別けされているという事は、
「リアス。その駒の種類は眷属にした者に駒によって決まった影響を与えるのか?」
「イッセー。鋭いわね。その通りよ。悪魔の駒は眷属の証というだけでは無く、駒毎に決まった影響を与えるわ。例えば、戦車はパワーと体のタフ差が上がるわ。僧侶は魔力、騎士は身体能力、女王は戦車と僧侶に騎士の三つの力を持っていると思えばいいわ。」
「なるほどな。つまり、チェスの駒と同じ能力を得ると言う事か。なら、駒の数も決まっているのか?」
「ええ。王の駒を持つ悪魔が基本的に女王の駒一つ、戦車の駒と僧侶
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