第2巻
ティグルとエレンとソフィーとの密談
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がたまには人間から調べてもらってその報告を聞きたいと思っての調査依頼をしたら二つ返事で頷いてくれた。
「ありがとう、あともう一つ調べて欲しい事がある。テナルデェの野郎のとこに竜を調教出来る者がいるらしいんでそいつも調べてもらいたい」
「竜を・・・・調教ですか?」
ソフィーが目を丸く見開いたのだった、俺は頷きながらエレンが言った。
「地竜と飛竜と火竜がいたからだ、地竜が八体と飛竜と火竜が一体ずついた」
普段からドレスを纏い、深窓の姫君という評価がピッタリの物柔らかな態度からは想像し難いが、ソフィーは情報の収集に非常に長けているは既に知っている。戦姫としても驚くべき武芸の冴えを見せるが、それ以上のを持っているからなのか事前に知っているから高く評価している。
「まあ俺らも調べられるが、神国の者ばかりだといけないのでな。他国との交流をするのであれば、今度会った時は他のドラゴン・・・・竜と会してやるよ。ドライグと他に3体いるからな。ただし抱きしめたり頬ずりはあまり好きではないので、それはエレンの飼っているルーニエにしてくれ」
「あらあら。それそれは楽しみで一杯ね、でもこの竜を触れて分かる事だとこういう事に慣れていなさそうだから、ルーニエで我慢するわ」
あとは他の戦姫についての情報を聞いたが、他のも中立として動くとしか言えないらしい。ソフィーはまだ用事があるという事なので、俺はドライグをしまってから再び創造神黒鐵の姿となってから、先に戻ると言ってこの場を後にした。エレンもさっさとティグルがいるところまで早めに合流した方が良さそうだし、ティグルが創造神黒鐵だという事は、ソフィーがこの場からいなくなる前にティグルから言われた。まだバレる時ではないからだと言われた。
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