第2巻
ティグルとエレンとソフィーとの密談
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ィエ公爵のような人間は好きではない。むしろ嫌いな人物と言って良い程だが、リュドミラよりずっと前からの代からテナルディエとの付き合いが長いと言った方が良い。俺からしてみればすぐだとは思うが、何十年にも及ぶ良好的な関係をあの真面目な子に個人の感情で切る事は出来るか?」
「なるほどな・・・・・」
「と俺が話しているのも癪だから、ソフィーヤについて教えてくれないか?まあ本人からでも構わんが」
「そうねー、さっき言ったヴォルン大公『ティグルで構わんよ』ティグル大公も気になると思うから簡単に自己紹介させてもらうわ。名はソフィーヤ=オベルタス、ジスタート七戦姫の1人でポリーシャ公国公主。エレン同様ソフィーって呼んでくれたらいいわ、操光の錫杖「ザート」を持っていて『光華の耀姫』という二つ名を持っているの。ティグル大公も存じているようにこの錫杖は光を操る事が出来て、形状から武器としては警戒されにくいため、外交特使として他国に赴いての交渉に行く事が多い」
そして初めて会った場所がディナント平原で、1ベルスタ離れた馬を正確射撃したと言ったらやはり事実だったと納得していた。そんで剣で一騎打ちをしてから、エレンとは客将という身分でライトメリッツに行き、銃と剣の腕前を実際に部下の前で見せた後に部下の態度が変貌した。俺らの国に攻め込む時は、一緒に戦ってくれるというのは客将になる条件だったため、テナルディエ軍が来た時は一万あった兵と十体いた竜を抹殺してやった。たった三百の兵で五千まで減らした事については、さすがのソフィーでも信じられない話だったようだ。情報収集に非常に長けていても、三百対一万+竜十体を倒せる国などないと思ったらしいが俺らの武器はそんじょそこらの武器ではないと言った。
「そんでまあこの銃という弩よりも正確射撃出来て鎧があっても貫通してしまうから、あとは連射しまくって五千まで減らした訳だ。エレンが来た後は赤い鎧を纏った後にソフィーが膝上にいるドライグを大きくさせて、竜や兵達を抹殺しまくった」
「赤い鎧って、始祖の頃に出てくるモノよね?だったら納得だわ、赤い鎧に神の一撃に等しい攻撃をして圧勝したと。でも竜を殺せるのは今一ピンと来ないわね」
「それはそうだろうな、だがティグルはたった一発で飛竜を仕留めたり地竜を一刀両断したりしていた。火竜はソフィーのところで大人しくしているドライグの龍の息吹で倒したと聞いた」
実はその攻撃だけは、トレミー3番艦の攻撃というのは俺と神国の者とトレミークルーしか知らない。そしてその後いくつか話をした後に俺からソフィーに頼みごとをしておいた。戦姫や有力な貴族で、テナルディエとガヌロンに協力している人を調べて欲しいと頼んだ。ブリューヌ国内やジスタート国内にばら撒かれた無人偵察機での報告もいい
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