厄災の悪魔デリオラ
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
ユウカ「シェリー」
トビー「おおーん」
男2人の前に赤髪の女性が現れた
シェリー「アンジェリカが何者かの手によってやられていました、しかも傷跡を見る限り一撃で・・・」
トビー「ネズミだよっ!!」
アルト「あの巨大ネズミの事か・・・!?」
シェリー「ネズミじゃありません・・・アンジェリカは闇の中を駆ける狩人なのです、そして愛」
ルーシィ「強烈にイタイ奴が出てきたわね」
ナツ「あいつらこの島のモンじゃねぇ・・・ニオイが違う」
ハッピー「うん、呪われてる感じがないよ」
岩陰からナツが奴らのニオイを嗅ぎとる
どうやら本当にガルナ島の人間ではないらしい
ユウカ「侵入者・・・か」
シェリー「もうすぐお月様の光が集まるというのに・・・何て悲しい事でしょう・・・零帝様のお耳に入る前に駆逐いたしましょう」
ユウカ「だな」
トビー「おおーん」
シェリー「デリオラを見られたからには生かしては帰せません、侵入者に永遠の眠り・・・つまり愛を」
トビー「死だよっ!!殺すんだよ!!」
アルト「何だってんだ・・・アイツら一体・・・!?」
怪しい三人組が洞窟内から立ち去った後、アルトたちは岩陰から出て話し合う
ナツ「何だよ、とっつかまえて色々聞きだせばよかったんだ」
ルーシィ「まだよ、もう少し様子を見ましょ」
アルト「なーんかややこしい事になってきたなァ」
ハッピー「何なんだろうねあいつ等」
グレイ「くそ・・・あいつ等、デリオラを何のためにこんな所に持って来やがった」
デリオラを見てから動揺しっぱなしのグレイ
グレイ「つーか、どうやってデリオラの封印場所を見つけたんだ・・・」
ルーシィ「封印場所?」
グレイ「こいつは北の大陸の氷山に封印されていた」
ルーシィ「え?」
グレイ「10年前・・・イスバン地方を荒らしまわった不死身の悪魔・・・オレに魔法を教えてくれた師匠ウルが命をかけて封じた悪魔だ」
アルト「グレイの師匠が封じた悪魔・・・!?」
グレイ「この島の呪いとどう関係してるかわからねえが、これはこんな所にあっちゃならねえモノだ・・・零帝・・・何者だ・・・ウルの名を汚す気ならただじゃおかねえぞ!!」
グレイの拳からは冷気が溢れ、零帝への怒りに燃えていたのであった
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ