二十四章
大評定終了後からの密談×決着話×理解と納得
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方をしても俺らにか変わりが無い目的があるということ。
「決まっていると思うが、俺を旗頭としてこの集まった連合と俺ら黒鮫隊と黒神眷属の嫁達と共に、魔性となったエーリカを討つ。だろう、久遠?」
「全て言われてしまったが、そうだ」
「まあお前らに守ってもらっても構わんがな、強さは分かっているだろ?」
「例え主様より弱い存在としてでも、主様を守るために」
「・・・・頑張る」
力強く頷いた嫁(予定)たちの姿に奏も沙紀もそしてトレミー内にいる全てのクルーが、やってやるという意気込みであった。
「まあ俺と同じ速さで行けるかどうかは楽しみだが、まあいい。俺らの強さを見せるのみだ!」
「その言葉待っておった!では今晩の主様の伽は、この余が・・・・・」
「待て。待ち焦がれていたのは我も同じだ。今晩は我に譲っても罰が当たらんのではないか?」
「ちょっと待ちなさいよ。私だって一真と久しぶりに過ごしたいんだけど?ここは私が・・・・・・」
「・・・・一真、一緒にお風呂に行こう?近くに良い露天風呂があるから・・・・」
「ちょっと待て、そこの小娘。何を抜け駆けしようとしておる!」
「・・・・ここは躑躅ヶ崎。武田の館。主である光璃こそ、一真の相手をするのが相応しい」
「はぁ?何、勝手なこと言ってんのよ?あんたはつい最近まで一真と一緒に居たじゃない」
「全くだ。だから今日は我が・・・・」
「だから余だと言っておるであろう!」
「私に譲ってくれる気はさらさら無いって訳。あっ、そぉ〜・・・・」
「・・・・ほお。やるか越後の」
「ふむ・・・・余の斬鉄剣の餌食になるが良いわ」
「・・・・・・・・・・・・」
「準備は良いわね・・・・」
「・・・・いざ」
「尋常に・・・・・」
「勝負っ!」
で、忘れ去られた俺達であった。勝手に勝負始めちゃったけど、今日は疲れたなー。そういえば奏がここに到着してから、あまり一緒になる時間はなかったなと思ったら奏はあの子たちは放っておいて今日は久し振りに家族揃って食事会でもしましょうという案に賛成した。なので、俺がいるというところに置手紙を置いてから奏と沙紀と一緒にトレミーに帰還したのだった。そして置手紙にはこう書いてあった。
『あなたたちは居た時間が長くとも愛妾で妾、私という存在がいながら無視するとはいい度胸ですねぇ小娘たち。今夜は私と一緒なので例え勝負が着いたとしても諦めて下さいね。私は貴女たちよりも格上で、一真の真なる妻なのだから。正室の織斑奏より』
とね、それを見た四人は後悔をしたのだった。こうなる前に奏さんにお許しをもらえば良かったと思ったそうだけど、それでも駄目と言いそうだった。一方俺達は奏と優斗に深雪と
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