二十四章
大評定終了後からの密談×決着話×理解と納得
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もらいました。お陰で本来の役目を書き換えた私がここにいるのです、そしてドウターをも操作する事をね」
「なるほど・・・・。道理で小型ゼットンが多い訳か、それで納得したぜ。なぜ二条館からドウターが出現をするのか、考えていたが結局の所分からなかったが今なら分かるな。貴様は前回外史で破壊された明智光秀の魂と役目をゼットンそのものとなり書き換えられた、それで消滅した外史からブラックホールに吸い込まれてから消滅しつつのゼットンと出会い同化した。そしてホワイトホールから出てから、この新しい外史にて消滅の道にしようとそう考えたところでエーリカがそこにいたので、憑りついたという訳なのか!」
「あなたの推測はホントに当たりますねぇ、ええそうです。今の私は、人間を越えた存在として鬼以上の者となりました。あなたには感謝しなければなりません、再びあなたと出会い復習という別の役目ができたのですから」
「ああそうだな。お前をそう変えたのは、この俺であり次元パトロール隊の織斑一真だ。まさかそうなったのも俺の責任だ、だからさ。お前がいるところまで行って、俺の手で決着を付けようか?」
「そうですね・・・・。お待ちしておりましょう。では皆様。京の都にてお会いする日を、楽しみにお待ちしております。またお会いしましょう、北郷いえ、・・・・織斑に連なる者よ」
と言って消えてしまった。トレミーによるとあれは一種の映像のようだ、トレミーではやはりというかエーリカの中には本来のエーリカの魂にこの外史で生まれた明智光秀の魂ではなく、前回外史で握りつぶした者の魂が憑依している感じのようだった。奏と沙紀は静かに俺とエーリカの会話を聞いていたが、久遠達はというと。
「「「・・・・・・・」」」
「ふむ・・・・。こいつはややこしい事態となるな」
「一真、心眼で見たらそうだったのよね?」
「ああ、沙紀たちの端末に送っといたけど、あれはまさしく前回外史でのあいつだったぞ。それも本当のエーリカを鎖で縛っている状態の中にいる、前回のような助け方では不可能だな。俺が精神世界に行かないと行けないが戦力が足りないな、仕方がないから拠点からさらに援軍を呼び出すか」
「そのようですね、私の端末にもあのエーリカさんの中には本当のエーリカさんを鎖で封じているようでした。そして二度と空間切断で魂を両断されないようになっていましたね。隊長の言う通りややこしい事態ですねー」
と俺達次元パトロール隊が前回について語っていると、緊張に身を固くした久遠達が一斉に力を抜いたのだった。そういえば久遠もいたなーと思ったけど、あの会話で付いていけたのは奏と沙紀、それとトレミーで聞いていてクルーにブラック・シャーク隊の者たちに黒神眷属の者たちだけだった。
「・・・・大胆不敵な奴ね、あのエーリ
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