暁 〜小説投稿サイト〜
戦国†恋姫〜黒衣の人間宿神〜
二十四章
本題
[1/9]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「おいおい、ここをどこだと思ってんだ?ここは躑躅ヶ崎館の評定の間ではないぞ。我にはまだお前ら連合に言わなければならない事があるんだぞ?」

「そうだったわね。というか、私たちを地上に帰してよ?」

「美空。まだ創造神様の本題がまだ・・・・」

「本題だと?いったい何が残っているのだ?光璃」

光璃はこちらを見てきたので、軽く頷いてから数秒が経ってからだったけど。完全にここが躑躅ヶ崎館の評定の間だと思って立ち上がる者もいたけど、ここが我の母艦の中であり帰り方を知らない。帰る方法はただ一つ、我が転移魔法を発動させて元の位置と評定の間に帰す事だけだった。

「・・・・・ひとまず鬼と言った。けど、鬼と同等かそれ以上の厄介な化け物がいる」

「そうでやがる。それを倒す方法は夕霧たちにはないでやがるからな」

「その化け物が出てきた当初は、三好衆との決着後となった二条館でございます。それがしたちも見ていましたよ、公方様」

「二条館から始まり、越前侵攻を前にして一真様の敵である存在」

「ハニーが光で希望の存在なら、化け物と言われたドウターは闇で絶望とされる存在」

「例え御大将のお家流でも倒せない敵でもあります」

「お兄ちゃんの本来の使命は、ドウターを葬り去ること。そのドウターが今どうなっているか、だよね?お兄ちゃん」

ドウターというキーワードで頭が?になったヤツは、葵と悠季と織田勢の諸君だったが、長尾勢と武田勢はドウターと言うので思い出したかの如くのような顔であった。

「・・・・ドウター。確かにあの化け物もだが、なぜ今切りだすのだ?光璃」

「本来の敵は鬼と言った。けど、鬼と同等以上に面倒な敵が最近になっていた・・・・。この大評定の目的は鬼を倒す事だけじゃない、鬼とドウター化した鬼を倒すために集められた連合と光璃は考えている」

さてと、いよいよ本題に入ろうか。そして我ら黒神眷属がここに来たのもそれについてだ。

「まずはこの映像を見てもらいたい。フェルト、フォルダ名:二条館防衛戦、初ドウター戦を投影型ので映せ」

『了解しました』

ブリッジにいるフェルトたちは、過去の映像を流してもらった。過去というより、この世界に来て最初に現れたドウターたちを。それは二条館にて防衛戦をしていた俺達一真隊が三好衆の鬼共を倒した後の事だった、それはちょうど織田勢が駆逐した後からの上空での戦闘振りだった。その映像からドウターたちの様々な姿をしていて、それを倒す黒鮫隊の諸君に、IS展開した我の戦闘映像だった。

「これはまるで過去の出来事をそのまま映しているのか?」

「その通りでございます、久遠様。これは映像といいます、昨日の打ち合わせのときに解説してもらいましたが、我らでいうなら写し絵を何十枚も書
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ