二十四章
評定の間(2)→トレミー内での大軍議
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ったが、桜花たちと月たちはお茶を机に置いていくのだった。本来なら久遠たちが座ってから口上するはずがお釈迦になったからな。で、あとは側室の席には、召喚された神仏たちが座っていた。そしてみんなはちょうど桃香たちのページまでいくと顔を驚く顔となった。何せ劉備、曹操、孫策という三国志では有名な王の名前でもある者が一真の妻の一人だからだ。その間にヴァーリチームと英雄チームが入室してきた。黒神眷属の仲間の方だし。そして恋姫・大江戸・ISとそれぞれ入室してくる頃になって、ある者が声を上げた。
「なぜ松平の家紋が、この者と記載されているのだ?」
久遠が言ってから、葵たち松平家の家臣たちはそのページを見たら本当に松平の家紋と同じく入っていたからだった。徳川葵の家紋も入っているし、葵にとってはこのあと改名する予定の名字までもがあった。その人物は今側室の席に座っている。そして側室の席は黒鮫隊の妻たちと黒神眷属で一杯となり、そして準備完了と共に一番先の方から大天使化をした一真たちが現れたのだった。
「お待たせしまい申し訳ない。これより大評定を始める、異論はないか!」
「異論はある!なぜ我らをここに召集させたのだ?躑躅ヶ崎館で十分なはずなのでは?」
「久遠様、落ち着いて下さいませ。今ここは序列はあるのですから、本来は発言権はないに等しいのです」
「発言を許可する。何か用かな?織田上総介に長尾弾正少弼よ」
我はそう言ったらまた驚愕してしまったけど。まあそうだな、今までは通称で呼んでいたのを今はその名で呼んでいるという意味を知ったのだった。
「用がなければ、始めたいと思う。まずは織田上総介が言いたかった事を我が言おう。織田を中心とする、浅井・松平・足利・松永を含む畿内連合。そして長尾、武田・・・・日の本でも有数の力を持つ勢力が一堂に会する日が来た事を。そして我ら黒神眷属はそれぞれの者たちとの会合を楽しみにしていた。関係者の者たちには感謝を申し上げると同時に、この連合は日の本から鬼を駆逐するというだけで組まれた連合である」
「織田久遠、長尾美空、武田光璃、公方・足利一葉様を最初に挙げますが、私がここでいうなら正室である織斑奏と申します。そして連合の旗頭は、我が夫である織斑一真が勤める事となる。そして左右にいるのが、私たちの家族である息子と娘。そして長い列は一真の仲間と側室である、代表者は劉備元徳、曹操孟徳、孫策伯符、徳河吉音、徳河詠美、同じ苗字ではありますが織斑千冬。今言った代表者はそれぞれのチームの代表者であり、チームとは共通の目的、達成すべき目標、そのためのアプローチを共有し、連帯責任を果たせる補完的なスキルを備えた少人数の集合体とでも言いましょう」
と代表者である者たちが立ち上がり、投影型の映像にて久遠達は確認できたのだった
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