二十四章
今日まで出来事×まもなく織田勢と合流
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のもバカらしくなるぐらいの寡勢ですからなぁ、一真隊は。不安にもなるというものですよ」
「幾つもの戦いをくぐり抜けて来た精兵ですが、戦において数の差は覆しがたい力。仕方ありませんわ」
「むー!綾那だったら、どれだけ敵に囲まれても、傷一つつかずに、どっかーんなのです!」
「綾那、梅さんは例え話をしているだけだからね?」
「へあ?」
綾那は本気だと思っていたようだったけど、まあいいか。
「東国無双(予定)の綾那はまあ良いとして、皆と合流出来る事は嬉しい事だな。越前で途切れてしまったが、ようやく一歩を踏める」
葵とかは遠回りをしたと文句を言われそうだが、あれはしょうがない事だったんだし。まあ俺はこれで良かったと思っているとの事を、念話で言ってしまったが。創造神である俺に、越後の龍:長尾美空景虎に甲斐の虎:武田光璃晴信。この日の本でも有数の勢力でもあるけど、その言い方が勢力目当てとされてしまうが。俺にはもっと信頼した仲間である黒神眷属も援軍として来てくれた。
「まあこの日の本で有数の主と、絆というのを結べたのも全ては神の勘で進んできた事だと俺は思う」
「全くですな」
「足利だけでなく、織田、長尾、武田、今川、浅井・・・・主様は、婚姻によって天下を統一しそうじゃな。まあ余らはまだ愛妾ではあるが」
「南蛮では、婚姻する男女の間にはすべからく、ラブというものがあるそうですわ」
「らぶ、とはなんぞや?」
「好きとか愛しているとか。そう言った想いの事だ、まあ物を好きとかはライクというがな」
「そうですわね。ライクもですが、ハニーが天下統一をするのならば、天下布武ならぬ、天下ラブ、ということですわね」
天下ラブなんて、どこの和英語なんだか。日本語と英語をくっつけただけのようだけど。その考えなら久遠の天下布武とは本質は変わらないような気がした。
「とりあえず今言える事は、今日までの日々は遠回りではないという事だ。ちょっとした遠乗りという感じだろ」
鬼を倒したらあとについてを語るんだと思うけど、それは久遠たちの考え方だ。俺達の考え方はこの外史が崩壊する前に保護する人物たちを保護して脱出する事だ。だから今まで極秘であるトレミー内部を知らせたんだと思うなー。まあ今回の決着は、決してすぐにカタは付かないと思う。恐らく今回の背後には前回行った外史の人物が裏から操っていると思う。
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