暁 〜小説投稿サイト〜
戦国†恋姫〜黒衣の人間宿神〜
二十三章 幕間劇
乾布摩擦での手入れ
[1/7]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
昨日の夜は、久しぶりに黒神眷属との鍛錬をやったがみんな前よりパワーが上がっているのが良く分かる。特に愛紗たち恋姫チームは聖剣エクスカリバーの擬態だけでなく、7つ全ての能力を使えるそうだった。でも支配だけは使った事が無いと言っていたけど、使う場面がないからなーと思った。大江戸チームは剣魂との連携攻撃だった。で、鍛錬してたら、ここに戻ってくるのは夜中になってしまったので、ひよたちが寝ている所に俺の布団に静かに入った。

「うーん、もう朝か・・・・。昨日は夜遅くまでだったから、疲労で結構寝てしまったようだな」

今の時刻は、朝だけど周りをよーく見ると人の気配がなかった。

「・・・・いつの間にか、誰もいねーな。寝るときはいたような気がする」

いつもなら、側で鞠が寝てたり、ひよが枕元にいたり詩乃は本を読んでいたりしてたけど。誰もいないという状況は珍しいなーと思った。代わりに神仏たちが、挨拶していたから寝ぼけならがら各神仏におはよーと念じていたけど。

「まあ昨日遅くまで起きていたのは、俺だけだからな。寝るときに小波辺りが知らせてくれたんだと思うなー。たぶん」

障子に当たる太陽光も日の出とは少々違うから、ちょっとしたお寝坊でもあるけどまあいいか。とりあえず顔でも洗おうかなと思い井戸に向かったけど。ここから井戸って遠かった気がするが、日光を浴びながらだからか体調不良ではない。最近翼展開して太陽光を取り込んでないなーと思いながらも大きなあくびを一つしたのだった。

「昨日は黒神眷属のメンツで、全員と試合したからなのかまだまだ疲れているな」

ヴァーリチームに英雄チーム、恋姫チーム、大江戸チーム、ISチームと大所帯だったけど久々にやった方がいいだろうと思って全員と相手をした。ここに来る前とは大違いだからか、力もますます上がっていたから驚いた。けど、やっぱりという全戦全勝した。禁手化使う奴らとは俺も禁手化をしての相手だったけど、倍加に譲渡とあと何だっけな。赤龍帝の籠手には本来ある力がもう一つあるらしく、俺が持っている赤龍帝の籠手を上書きしたら、「透過」というのがあったそうで。何でもドライグ本来の力だとかで、これを使うときは「Penetrate」(ぺネトレイト)と鳴るらしい。すり抜けて宿主の力を直接相手に叩きこめると聞いたときは、またチート能力追加かと思ったが俺にはあまり必要ないなとは思った。それがなくとも、精神系統ので直接攻撃できるのが俺にはあるから。そう考えながら、角を曲がるとそこに井戸があるはず・・・・。

「・・・・・・・♪」

「はい?」

今の春日だよな?曲がったら上半身裸の春日だった気がするが、疲れているから幻影でも見たのか?向こうは上機嫌で鼻歌混じりのを歌いながらだったし、その声が聞こえるから本物か。

「・・
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ