二十三章 幕間劇
乾布摩擦での手入れ
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「何してるの?」
「何って、見れば分かるだろう。乾布摩擦だ」
美空の言葉に一切感情が感じないが、俺はそんな小さな事は気にしないから普通に答えたけど。何か美空怒ってますよみたいな笑顔ではあったな。
「妾の鞠ならともかく、柘榴や武田の将をこんな所で裸に剥いて、一体何をしようとしてたのかしら?」
「だからさっきも言ったが、乾布摩擦のためだ。それ以外に用なんてあるのか?それに俺は春日から声をかけてからやっているのだが?」
「ふーん。で、柘榴。何してたの?」
「カラダにイイコトっす!」
「まあ柘榴の発言には間違いはないな・・・・」
「ちょっと来なさい一真っ!」
「おっと・・・・。そんなに怒る事もないだろ、それにお前はまだ恋人止まり何だからそんなの文句の内に入らないぞ?俺の妻たちなら大抵は喜ぶんだが?」
と俺の耳をひっぱりそうだったので躱したのだった。美空が妻なら別に怒られる対象にはなるだろう、だが美空も愛妾止まりだから別にそんなので怒られても知らんが。
「ちょっと!避けないでくれる?本気で怒るわよ?」
「勝手に怒ればいい・・・・。それより鞠たち、やるんなら服を脱いでからやるんだな」
とまあ美空のお家流が出たけど、美空の敵となった護法五神に対して美空は何でー!という顔をしていた。そりゃそうだろうなー。まだ恋人止まりの奴なんかに文句言われても知らんと言いたいくらいだ。そんで面倒だから護法五神に美空を強制退場させてから、鞠たちと乾布摩擦をするのだった。ついでに騒ぎが大きくなり光璃たちも来たけど、俺らは楽しくやっていたからか、逆に加わりたいと言い出したけど誰も反対しないので光璃たちも加わったのだった。それと美空は護法五神からのお説教を受けていたと後で聞いたけど、別に見られても減るようなもんではないという考え方に、美空は最後まで反抗したのだった。
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