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戦国†恋姫〜黒衣の人間宿神〜
二十三章 幕間劇
一真隊全員での食事会×川中島戦後録×二人だけの空間
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夕方になる前の事だった。俺は部屋でのドウターが現れる頻度や出る状況についてをヴェーダにて、情報を送りシミュレーションをしてみた。いつどこで現れるかを、小型ゼットンについては、解析したがいつ現れるなんて決まってはいないようだったけど。この世界に来てからのドウターゲートについては、計算が出来たようであった。その結果を見ようとしたら夕食の時間となったので、ノーパソを空間に入れてからその部屋に向かった。

で、今の状況を伝えると俺の目の前には膳がある。それも薫の料理で、それも俺を頂点としてずらりと並んでいた皆の膳があった。それぞれの膳に腰を下ろしていくのは、顔馴染のメンツばかり。一真隊、一度は越後で離ればなれとなってしまい戦の中でようやく再会出来たこの世界の仲間たち、そして全員と同じ場所で夕食をするのは久しぶりのようだった。

「一真様!」

「おう。梅に雫は祈りは済んだかな?」

「はい」

「大丈夫ですわ!」

「それならあとは、こほん。神界よ、我の声に参上されたし。来い!」

そして空席のところには、俺から呼んだ護法五神に各神仏たち。まあ全員は呼べないから、八大夜叉大将に代表をした夜叉数人として来てくれた。あとは新羅三郎義光もだけど。護法五神が美空のお家流で使役しているなら、新羅三郎義光は光璃のお家流の力となる存在だ。まあ神仏は下界の食べ物は食えないが、神界から持ってきた物なら食べれるので、呼んだ者の前には神界で作った膳を置いてある。

「うわー。雀、神仏は何回か見たことあるけど。まさか一緒に食べるとは思わなかったね、お姉ちゃん!」

「・・・・・(コクコクコク)」

「護法五神はお分かりになりますが、そちらの方はどちらですの?」

「そういえば、一真隊の一部の者しか知らないんだったな。こいつは武田家の家祖で新羅三郎義光だ、光璃のお家流の力になる者だ。まあ今回は俺のダチだから呼んでみた。ということで」

料理そのものと、用意してくれ薫に神界から用意してくれた食の神に感謝を。そして一番は、また一真隊全員揃って食事を出来る事に感謝を込めて掛け声は一つだけだ。

「いただきます」

『いただきまーす』

と声をかけてから、食事会スタートとなった。一真隊はいいが、神仏たちはそれぞれ酒や膳を食べたり飲んだりしている。神仏たちに用意した酒はトレミーに保管されている日本酒だ。まあこの世界の酒でもよかったんだが、ここには大人が俺と神仏のみだからなのか。一真隊の皆は酒は飲んだことあるかは知らんけど、飲む風景を見たことないので今回は俺と神仏のみとなった訳だが。

「ああ・・・・ハニーとお食事なんて、何だかとても懐かしい気がいたしますわ・・・・」

「まあそうだろうな。あれからどのくらい時が経ったのか、分からんから
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