二十三章 幕間劇
一真隊全員での食事会×川中島戦後録×二人だけの空間
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見えてくるな。それにお兄ちゃんと呼ばれるのは、ここだけならそうなんだと思うが俺の妻の中にはお兄ちゃんと呼ぶ妻は数人いるな。確か鈴々、璃々ちゃん、季衣、流琉、風、小蓮・大喬&小喬、はお兄ちゃんで子住姉妹は時々兄と呼ばれるけど。もう妻の一人だからなのか、旦那様とか桃香たち蜀軍の連中が呼ぶからかご主人様と呼ぶこともある。
「詩乃。お主、対策は講じておらなんだか?」
「対策も何も、こればかりはどうしようもないでしょう。・・・・それにご本人も呼ばれて違和感などありませんから」
「・・・・そうであったな」
「言っておくが、兄と呼ぶ者はお前らが知っている者たち以外にもいるんだから、そこはもう諦めろ」
「一応聞きますが、私たちが存じ上げていないのは・・・・?」
「もう分かっているだろ。俺の妻たちだよ、戦後に現れただろ?ドウターを倒すときにいた中に」
戦後というとと聞かれたから、もちろん川中島の戦後だと言ったら驚愕の顔をしていたな。だから、全員ではないとも言ってやった。
「一真様の妻の中にも『お兄ちゃん』と呼ぶ方がいるのですね〜。強敵出現でもありますし、私たちもお兄ちゃんと呼んだ方がいいかな・・・・?」
「お兄ちゃんかー。一真様、確かにそんな感じでもあるもんね」
「うぅぅ・・・・。確かに雀たち、一真隊じゃないけどさー」
「・・・・・・・・」
烏は雀が言ったことに同意したのだった。まあ八咫烏隊は一真隊というより、公方である一葉の傭兵部隊でもあるから。給金がなくなれば、縁は切れるけど俺はそうはさせない。唯一主要人物以外の者で救助する者たちは、烏と雀の八咫烏隊だからなー。
「お姉ちゃんに慰められてもあんまり嬉しくない・・・・」
「お兄ちゃんなの?鞠、お兄ちゃんいなかったから一真がお兄ちゃんになってくれるなら嬉しいの!」
「・・・・あのね、諸君」
話の方向性は先まで見えているんだけど、路線変更というか方向転換か。それをしようとしているな、それにここにいる護法五神も兄と慕われてるんだがな。帝釈天は創造神様か旦那様かお兄様なんだが、毘沙門天はお兄ちゃんのままで他の3人はにいにとかおにいとか兄さんとかそれぞれだし。それに総勢十人以上の様々なタイプの妹武将を引き連れて、乱世に平和をもたらせればいいのかな、俺は。
「お待たせ!私の膳も用意してきたよ!お兄ちゃん!」
「おお、早かったな。ん?夕霧も一緒か」
薫だけかと思ったら、夕霧も部屋に入ってきた。そしたら一緒に食べていた護法五神と武田家の家祖である新羅三郎義光が、一緒に飲み食いをしてたのには驚いていたけど。
「うん。さっきそこで会ったの。お兄ちゃんにご用があるんだって」
「護法五神と我らの家祖が一緒に飲み食いしているの
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