暁 〜小説投稿サイト〜
戦国†恋姫〜黒衣の人間宿神〜
二十三章 幕間劇
逃走中・一葉を追え
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来るのは一真様ですが、いくら一真様でもその選択はしないはずです」

「そうですね。じゃ、私もみんなに合流するね」

「頼みます」

一方俺らは甲府の街にいるかと思いきや、俺らは躑躅ヶ崎館にいたのだった。これが裏の裏なことなんだけど。

「主様。結べたかの?」

「ああ。結べたけど」

とりあえず言われた通りに、後ろの紐を結びあげる。

「ふむ・・・・悪くない」

「・・・・・・」

「どうした、主様?」

「これは大胆すぎるんじゃないのかなーって」

「余の着替えを手伝わせた事か?まあ、主様は脱がせるのがもっぱらであるからの・・・・」

「阿呆。こんなの逆に妻にやらせているよ、それにこんなの序の口だ。存在を隠す結界を張って、外で堂々と母乳を飲ます行為にでもなればいくら一葉でも恥ずかしいだろうに」

俺の場合は、スーツとかでネクタイが曲がっていないかでよく手伝ってもらっている。特に紫苑とかな、さすが未亡人というか慣れているというか。で、一葉に母乳の事を話したら一気に赤くなったけど、これはこれで面白い。

「まあそれは冗談として、まさか躑躅ヶ崎館に戻ってくるとは思わなかった」

相手側の本陣に逃げ込むのも、手はあるけど。ホントにするとは思わなかった。まあいくら詩乃でも、まさか逃げ回っているはずの一葉が着替えのために戻ってくるなんて思わないだろうよ。沙紀はもう知っているようだけど、それについては言わないからな。守秘事項だしな。

「相手の裏をかくのは兵法の基本であろう?」

「かきすぎ」

「まあ良いではないか。おかげで、逃げる支度は整った訳であるし。ついでに主様にも、余の新しい魅力にも気付かせることが出来たようじゃしな」

「あとで後悔させてやるくらい、シてやるからな」

今の所、愛妾の中で母乳が出るのは一葉辺りだし。それに出させたのは特殊な液体を胸に注射したら出るようになった。最もいつも張っていたんじゃ、戦に生じるから俺が許可を出したら活性化して出る仕組みにしてある。

「そ、それは出来る限り、優しくで頼む」

「却下(笑)」

一葉のやりたい放題だけど、後でこちらから攻撃をするからな。俺はそれが楽しくてしょうがない、またイク寸前で止めさせる触手とかあるからな。まあこういう自由なところも一葉の魅力ではあるがやりすぎないようにしなければな。

「・・・・とはいえ、いつまでも長居しているわけにもいかんな。ぼちぼち出るとしよう」

そう呟いて、部屋を後にすれば・・・・。

「あら、一葉様。一真とお出かけ?」

悪いタイミングで出てしまったようだな。この後の展開は何となく知っているが、どうやって止めようかなと考えていた。ここに戻るまでに一真隊や一門衆の姿は見たが
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