二十三章 幕間劇
逃走中・一葉を追え
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・・・・。彼方の歴史に現れる、ただ一刀の一期一振りよ・・・・。髭切、鬼切、獅子ノ子、友切・・・・世界を越えて集いに集え・・・・」
あーあ、やっちゃったけど。最初に聞いた剣だけは、?となった。もちろんトレミーにて観戦中である華琳も?となった。曹孟徳の七聖剣?そんなのあったけ?上空にいる桃香たちに聞いてみたけどやはり知らないようだ。
「な、なんなんすかあれ・・・・・!」
「無数の刀が・・・・・」
「あれこそ、一葉のお家流である三千世界というらしい。架空だろうが実際にあった剣とかも、宝物庫から呼んでくるらしい」
「なるほど、だったら、こっちも手加減無しでいいわね」
今回は俺の許可無しでも力を貸してやれと言ってあるから、美空のお家流を封印処置なんかしていない。もう仲間になったのなら、尚更だと思ったんだが。少々甘かったようだな。
「帝釈!みんな!力を貸してちょうだい!」
「って、御大将も本気っすか!?一真さんが受け止める理由とはこの事だったっすか?」
「ほら、言った通りになった」
「・・・・ほほぅ。美空のそれを見るのは二度目じゃが、主様は数えたことがないくらい見たことあるのう」
「私は、それは見せてもらった事ないわよね?」
「前から気になってはおったのじゃ。余の三千世界とぬしの護法五神、正面からぶつかれば果たしてどちらが強いのか・・・・」
「あら。だったら早く言ってくれれば良かったのに。・・・・帝釈、みんな!あのなまくらを片っ端から鉄屑にしちゃいなさい」
「義経の膝丸よ、名だたる五つの刃よ、御手杵、日本号・・・・天下に誇る二本の槍よ・・・・」
おやおや、刀だけかと思ったら槍まで召喚する一葉。で、美空により呼ばれた護法五神である帝釈天と四天王を率いる毘沙門天は俺を見るが本気で行けというメッセージを送る同時に我が全てを受け止める盾となるとな。そしたら帝釈天たちが、ホントにいいの?という顔をするが、無言で頷いたので前を向く。双方の合図の元で俺も動きだして受け止める準備をしていた俺であったけど、上空にいる桃香たちは受け止めた後のことを考えていた。まあ良くて切り傷で悪ければ瀕死状態の重体だ、まあ俺は神だから不老不死で死なないけど、気絶はするさ。
「うわ・・・・凄いことになってるのです・・・・!」
「あ、二人も来たっすかー」
ここは存分に暴れ回れるようだけど、ここまでとも予想内の範囲だ。
「二人とも集中しているからか、俺らの会話聞こえていなさそうだな」
「そうなのー」
と俺らはそう会話をしていたら、そろそろだったので。クロックアップの準備をしていた、クロックアップは一秒で何千倍もの動くからな。
「行くぞ・・・・・」
「行きなさい・・・・」
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