「E 'inutile, Silvana」
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が頭の中でグルグルまわった。
「・・・・お休み。」
パタン
・・・・
チュンチュン・・・・
シルヴァーナとラファエーレが旅立つ朝がきた。シルヴァーナは、ラファエーレを起こし、荷物を持って外へ出た。バルチェリーニにお別れの挨拶をしようか悩んだけどバルチェリーニから来たので言う事にした。
「あの・・・・その・・・・なんて言えばいいのだろうか。」
「そんなに考えなくてもいいんだよ?そうそう、お弁当作ったから持って行ってね。お腹すいたら途中で食べなさい。」
「わざわざお弁当まで・・・・。」
「僕が作ってあげたかっただけだから。・・・・寂しくなるけどまたすぐに会える。元気で帰ってきてくれよ?」
「ああ、本当にありがとう。・・・・行ってきます・・・・『父さん』。」
「・・・・!うん。行ってらっしゃい。」
シルヴァーナは、バルチェリーニに手を振って進む道だけを見た。寂しいけど旅に出るドキドキもある。ラファエーレとシルヴァーナは、記憶を取り戻すために二人で歩み始めた。
「よし。俺は、バルチェリーニの変わりにお前を絶対に守ってやるからな。」
「・・・・ありがたいが・・・・鼻水拭いてくれないか?セリフが台無し。ほら。」
「ありがと。ジーン!!!!」
シルヴァーナは、記憶を取り戻すことが出来るのだろうか?そして二人の運命は、どうなるのだろうか?・・・・これからどうなるかわからないけどそこは、風にでも任せることにしよう。
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