暁 〜小説投稿サイト〜
戦国†恋姫〜黒衣の人間宿神〜
二十三章 幕間劇
長尾勢×美空と散歩
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室も埋まっていると聞いたからあとは愛妾でしかも序列とかも決まっていないとか。普通は国持ちが正室のはずなのに」

「それは前に説明したろ」

立場に応じて、正室・側室・愛妾という区分けがあるが、区分けの基準は正室が本来は久遠、一葉、美空、光璃となるはずだった。けど、俺の立場的には神であって俺の正室は奏だけと決めているからだ。奏は半分神で半分悪魔だからだ、あとは本妻というのは奏だけであとは妻だけど子供は作らないという約束をしている。作ってしまうとどうなるかは前にも話した通り。

「一真からも一葉様からも聞いてはいたけど、改めて書状で見たらびっくりするわよ。何?序列のない愛妾って?」

「意味はそのままだと思うが」

「・・・・あなた自身の中では、私は何番目って事を」

「順番は関係ない。俺は同等の愛を注いでいるつもりだが」

「なら、証拠を見せなさいよ」

「証拠?」

「一真が、大事にするって・・・・証拠」

「ほう・・・・。いいんだな?」

「い・・・いいって。・・・・やれるもんなら、やってみなさいよ」

「じゃあやるけど」

寄せてきた美空に俺は手を伸ばし、強めに肩を抱く。細い肩がひくりと震えた気がするけど、俺はあえて気付かないフリをする。

「え・・・・。ちょっと。近すぎ・・・・」

「そうか?近くなんてないぞ」

ぐいっと寄せた美空は、そう言いながらも俺の腕も、寄せた唇も・・・・本気で振りほどこうとはしなかった。まあ振りほどこうとしても、無駄だけど。

「ん・・・・・っ。・・・・こんな、外で・・・・・」

「外だろうが、関係ない。やる気があるんなら、これくらいは出来る」

と言いながらも、唇は重なったのだった。抱いているのは、小さな肩だけであって顔を背けたりはしないでいた。ふむ、よく見ると胸はいつ見ても大きいな。何やっているのよと言われながらもキスをしてから、俺は外から見えない様に結界を張った。そして中では行為を開始させた、久しぶりの美空の身体は最高だったな。まあいくら神でも欲求はあるし、神界に行ったらここにいる護法五神とシたと言えば半殺しされるかもしれないが。そして双方とも服は着ていたが、それもいいかと思ったけど。着衣プレイっていうのも悪くはない。そして前戯をたっぷりと楽しんでから挿入した。あの時ぶりだったけど美空は気持ちよさそうにしていたな。そして出したあとに、浄化の力で匂いも液体も無かったことにした。行為終了後に何か知らんが、機嫌が悪くなっていた美空。

「機嫌悪くなるのも、当たり前でしょ。久しぶりに会ったのに、こんなところで無理矢理口を吸われるだけじゃなくて行為もすんのよ?」

「あんなに気持ちよさそうだったのに?それに男にはそういう欲求もあるんだよ」


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