二十三章
上空での戦い×和平会談
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っていたい気持ちは、私も一緒」
「あんた・・・・」
「だけどその宝物を独占すれば、多くの人が不幸になる。一真は・・・・別の意味でそういう存在」
「だから諦めろって?」
「・・・・違う。皆で包んであげればいい」
「・・・・・・」
「・・・・できる?」
「・・・・ふんっ。言われなくても・・・・それぐらい分かってるわよ!」
「おーい。早く行くぞー!陣まで帰るのも、千曲川まで一緒なんだろー!」
「分かってるわよ!・・・・ほら、行くわよ、光璃」
「分かった。美空」
こうして川中島の戦いと上空と地上で現れたドウターたちとの戦いはここで終わりを告げた。こちらの疑問はないが、あちらにはある。なぜ一葉のお家流である三千世界に召喚された刀を持つ者がいるとか、光璃とそっくりなのは誰?とか。あとはドウターの存在とは何かとか。大きな疑問はあるが、それは久遠が来てからの大軍議で言う。それにしても俺らは結局のところ、美空と光璃のケンカに巻き込まれただけだった。まあ武田と長尾の同盟に関しては大きな解決にはなったな。仲違いの頑固者同士が、やっと手を繋いでくれたことには。まあ俺にとっては大きな国だろうと関係ない。今は外史の終幕に向けての準備をするしかないだろう。
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