二十二章 幕間劇
垣根の修理×美味しいご飯
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たのに・・・・」
「ここと薫に全部任せっきりだったんだぜ」
「ええ。食が大事という事はもちろん理解してらっしゃいましたが、個人的に興味を持っているようには見えなかったもので・・・・」
「へえー。そうなんだ」
「一真様の前では違いますか?」
「ああ。俺とご飯食べたいって言ったり、俺や心や薫は誰かがお腹空いたらご飯は作れるからいいなーとか、色々と気にしているようだったから。少し意外」
「へぇ・・・・・」
「ほへー。あのお屋形様が・・・・」
「ふふっ。でしたら、一真様の影響なのでしょうね。良い事だと思いますよ」
まあそうかもしれないけど。俺がここに来てからなのだろうなと思った、人の心というのは誰かの影響で変わるというものだ。で、光璃が気にしていた事を話したら、なぜか心と粉雪が顔を赤くした。もしかして料理が上手な子とご飯を美味しそうに食べる子も素敵だしとかなのか。まあ分かりやすいことだな。
「そ、それってもしかして・・・・ここもだぜ?」
「こなちゃんも・・・・ですか?」
「そうだなー。粉雪も心もどちらも魅力的ではあるな。可愛いし」
「「・・・・・・・っ!」」
「え、や、ちょっとだぜ?これが詩乃達が言ってたことなんだぜ」
「確かに不意打ちで来るのは、ずるいよね」
「何かおかしなことでも言ったかな?二人とも」
とか言いながらも何でもないというが、さっきのリアクションでもうばればれなんだけど。粉雪もさすがになのか、お腹一杯だという。普段からおひつ分は食べているらしいが、食べるのをやめると心配はするよな。いつも大食いなのが、今回はパスというのも。
「さて。それじゃ、もう一仕事頑張るんだぜー!」
「俺もそろそろ上での仕事あるから、行くとするか。ごちそうさん」
「はい。おそまつさまでした」
「それじゃ、光璃の件。よろしく頼むよ、俺も手伝えるなら手伝いたいけど」
「もちろんです。今回の戦いが落ち着いたらになると思いますが、薫様とも話しておきますね」
「旦那も一真隊と長尾勢の説得、よろしく頼むんだぜ」
「もちろん、任せておけ!」
この戦いが終えたら、光璃の料理を食べれるかもしれないが、まあやる気は出てきた。それに愛紗や桃香や蓮華も始めは料理できなかったのが、俺と出会って恋をしてから料理を始めたんだったな。今はたまに食べさせてもらっているが今は主に俺が作っているけど。
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