暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マクロスF
0794話
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
ておく。月夜のある晩だけだと思うなよ?」
「ほう? 俺を相手に闇討ち宣言とは……随分と生身での戦いに自信が出てきたようだな。今度また訓練をしてみるか?」
「ぐっ! ……くそう。こうなったらギャラクシーネットのシェリルのファンに情報を……」
「流したらどうなるか、分かってるわよね?」

 極寒の微笑とも表すべき微笑と、全く笑っていない目をミハエルに向けながら問いかけるシェリル。
 ストロベリーブロンドの髪を掻き上げながら告げるシェリルに、ミハエルはただ黙って頷くしか無かった。
 ただし、その視線は俺に向けられており、嫉妬に満ちていたが。
 ……もしかして戦場で背後からの誤射を警戒しないといけないような事態になったりしないだろうな?

「さて、じゃあそろそろ私達は行かせてもらおう。オーブの方でも待っているようだからな」
「そうか? じゃあ頑張ってきてくれ」
「うむ。今日の夕食はアクセルに任せるという事だったが……」
「ああ、超包子で色々と買い込んでくる予定だから、楽しみにしててくれ」

 当然の事ながら、超包子の料理は我が家の食事でも好評で、たまにその為だけにネギま世界まで足を運ぶ事がある。
 最も料理の上手いマリューでも超包子の味には敵わないと言っている辺り、さすが四葉と言うべきだろう。
 俺の言葉に頷き、コーネリアとスレイはリュケイオスを使ってSEED世界へと向かう。
 それを見送った俺達だったが、不意に何かに気がついたかのようにミハエルが呟く。

「ちょっと待て。今の話を聞いていると、まるで一緒に暮らしているように聞こえるんだが?」
「あら、知らなかったの? アクセルと私達は全員同棲してるのよ?」
「……アクセル、お前と一緒の戦場で戦う時が、もの凄く楽しみになってきたぞ」

 ……本当に誤射を心配する必要が出てきたりしないだろうな?
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ