sogno(夢)
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!クリスティーナ!」
「シルヴァーノ!!オルシーニが!!」
シルヴァーナ。お前は、死んだんだ。しかしお前には、罪がある。罪は死んで消せるものでは、ないんだ。シルヴァーナ、罪を償いたいのならお前は、神にそむけ。そうすれば罪は、償える。
「お・・・・お前は・・・・?」
俺は、ラファエーレ。お前の死神であり、悪魔でもある。シルヴァーナ手を伸ばせ。
「?!!!」ガバッ
俺は、また寝ていた。あのベッドで。さっきと同じ光景だ・・・・女の子一人を除けばだが。
「シルヴァーナ。駄目じゃないかいきなり外に出ちゃ。」
「良かった!オルシーニ!」
二人は、心配そうな顔して俺の顔を見た。・・・・そういえばさっきの声は・・・・?
「なあ、さっきなんか声聞こえなかったか?」
「なに言ってるのオルシーニ?あなた夢でも見てたんじゃない?」
「そうか。」
やはり夢だったのか。にしても変な夢だったなぁ。確か死神って言って・・・・?!死神だって?!!なんで死神の夢なんか見るんだ?!もしかして俺もうじき死ぬのか?
いや、違う・・・・俺は、えっと・・・・
「死んだんだ・・・・」
・・・・
ラファエーレが俺に何か言ってた。罪があるとか、神にそむけだとか・・・・そんな不思議な夢があるか?そもそも死んだという話じたい不思議だ。そしたらどうやって生き返ったんだ?そしてなぜ俺は、生き返った?どれもこれも信じがたい。
『ほう。そうか。』
「ラファエーレ?!」
「シルヴァーナ?どうしたんだい?」
「・・・・いや。別に・・・・あ!外に行ってくる。」
「オルシーニ、私も一緒に行くわ。」
「悪い、少し一人にしてくれ。」
「そう・・・・無理は、しないでね。」
パタン
「ラファエーレ!どこにいるんだ?姿を見せてくれ!!」
誰もいない暗い場所に来て俺は、ラファエーレを呼んだ。・・・・遠くへ来すぎたか?光がはいってこない森だからか地面がぬかるんでてなんか肌寒い。そういえば今パジャマだったな。
「ラファエーレ!出てきておくれ!!」
何回叫んでもラファエーレは、出てこない。どうして?さっきの声は、空耳なのか?とりあえず、ラファエーレが出てくるまでしばらく歩いてみる。
だがこのままここにいても帰ってきてからあの二人に怪しまれる。それに寒くて風邪をひきそうだ。探す場所を変えよう。
今度は、明るくて暖かい場所に来た。・・・・そのとき。
「・・・・!ここは・・・・」
白い建物が見えた。あれは、きっと教会だ。・・・・中を見てみよう。そう思い扉に手を触れた瞬間。
ビリリッ
「っ?!!」
体に電流
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