修行 part千花
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side達也&千花
俺は今、リボーンに依頼されて千花の修行をするために一緒にいるんだが、争い事が嫌いな千花は
頑なに修行をしようとしてくれない。
(う〜ん、どうすれば・・・あっ、そうだ、)
「千花はなんで争い事が嫌いなんだ?」
(この質問で無理だったら、リボーンに言うしかないな・・・)
「私は、この手で誰かを傷つけることなんてできない。」
(そんな事出来る訳がない)
「まぁそれは当たり前だよな、誰だって好きで人を傷つけたり何てしねぇよな、それを好き好んで
るやつはただの下種野郎だ。」
(頼むぞ、千花)
「・・・、じゃあなんで達也君や獄寺君や山本君は戦えるの?」
(私のはその理由が分からない)
「俺たちだって出来ることなら戦いなんてやりたくない。でもいつかはやらなくちゃいけない時
が来る。その時、俺たちは<覚悟>を持っていないとさっき言ったただの下種野郎になっちまう」
「私にはそんな覚悟は・・・」
「まァ覚悟っていう表現は一つの例だ。例えばの話だが、目に前にヴァリアーの奴らがいて
千花には相手を“殺す”だけの力があるとする。千花ならどうする?」
「この前の骸達との闘いの中で、みんなを守る力なら私は持ってもいいと思った。
でもそんな力なら、私はいらない!
そんな力を持つ事が覚悟なら・・・そんな覚悟なら・・・私がぶっ壊してやる!!!」
(・・・もう覚悟なんて出来てるじゃねーか)
「私は・・・誰も殺さない覚悟、仲間を守る、そんな覚悟なら・・・そんな力なら私は欲しい」
「お前の覚悟は確かに聞きうけた。しかし、修行は厳しいかもしれないがそれでもいいか?」
「それで仲間を守れるんだったら・・・私は平気だよ♪」
(・・・初めてだ、千花の笑顔・・・それに可愛い)
「達也君如何したの?」
「っ!!いや何でもない、それじゃ今から修業を開始する。」
「何をすればいいの?」
「今日はとりあえず・・・・」
「・・・とりあえず?」
「帰るかっ!!」
「ゑ?」
「修行は明日からだ、今日は帰るぞ」
(今日は千花の気持ちを聞けただけで十分だ)
「・・・分かった、帰りましょう」
side 達也
その日の夜、黒崎家では・・・・
(なー神様)
(千花の事か?)
(それなんだけどさ、修行の内容如何すれば良いと思う?)
(あーその事か、んー取り合えず死ぬ気モードの制御なんかをやらせれば
良いんじゃねーのか?)
(それだっ!)
(いや、そのぐらい気付けよ・・・)
(まっ、そ
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