第4話
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「よっしゃぁぁぁぁぁ!」
「やりましたね、メロンさん!」
俺はシリカと喜んでいたら目の前に経験値とコルの画面が現れた。
「ん・・・?5レべあがったんだけど・・・」
「私も5レべあがりました・・・」
ん・・・?もう一つなにかスキルを手に入れたらしい。
「帝具使い?」
「どうしたんですかメロンさん?」
「いや、なんかスキルにこんなのあったんだけど・・・」
そうしてシリカに自分のスキル欄を見せてみた。
「帝具使い?さっきのオーガっていう人が帝具とかいってましたからそれと関係あるんじゃないんですか?」
「まぁいつかわかるだろう。」
俺はこの帝具使いは神が作ってくれたんだと思うでもオーガと戦わせるなんてつらいぞ、神少し恨むわ。
「まぁ、疲れたし今日は次の町行かずに明日行くか。」
「はい、私も疲れましたよ・・・」
「じゃあこの近くに安いけどいい店があるんだ、そこへ行こうか。」
近くのいい宿屋に来た二人。
「すいませーん、一人部屋、2部屋あいてます?」
「あ、すいません1部屋しかあいてなくて・・・どうしますか?」
「じゃあ、シリカが泊まっていいよ、俺は別の所に行くから。」
「え、いやいいですよ!私が行きます!」
「え、いやいや大丈夫だよ!」
「じゃあ2人でこの部屋に泊まりましょう!」
「え?だって1部屋でしょ?」
「大丈夫ですよね?」
シリカがNPCに突っ込みぎみで聞いた。
そしたらNPCが
「え、ええいいですよ。」
なんかNPCが負けた気がするがもう寝たいしもういいか。
俺ら二人はコルを払い部屋に入った。
「やはりベットは一つだな、じゃあ俺はソファで寝るわ。」
「いや、今回はメロンさんが頑張ったのでわたしがソファに寝ますよ。」
そうしてシリカが俺をベットに座らせようとしていた。
「じゃあお言葉に甘えて・・・」
そして俺は装備だけ解除して
「おやすみ」
シリカにそういうと俺は眠った。
その夜、ふと目覚めると俺の背中を抱きしめながら泣いているシリカがいた。
「おかあさん・・・おとうさん・・・ぴな・・・」
家族とたぶんペットの名前だろう、俺はその時シリカを現実に戻そうとおもった。
まだ1日もたっていないけれど俺はシリカを見捨てることはできない。
そう思いながらまた俺は眠りについた。
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