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聖魔弾の銃剣龍神皇帝と戦姫
第2巻
今までとマスハスからの報告
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我ら神国を攻めようとはしなかったと?」

「軍の指揮官と面会した後に、私らの目的が足止めという事には変わりなかった。向こうは私らの話を聞く代わりに周辺貴族の情報を求めてきた、軍を止めている間は斥候をやたらと多く放っていたがほとんどの斥候が戻ってこなかったと聞いた。数人戻ってきた斥候の話によれば、テナルディエ軍と間違われて神国によって抹殺されたと聞いた後に、テナルディエ軍一万の兵が神国に滅ぼされたと聞くととっととガヌロン公爵の元に帰っていった」

「そういえばテナルディエ軍じゃない斥候だったと報告にはありますね、その時は狙撃者が撃ったと報告が上がっています」

「やはりそうか!それに竜を殺した時も驚いたが、やはりティグル様が倒したと聞いておる。では今後の話をしよう、ティグル様率いるプトレマイオス神国はこれからどうするつもりなのだ?」

「ヴォルン大公の言葉を手紙にて残していますが、私が読み上げます」

『我々プトレマイオス神国はどの国にも属さない神国でありどの国にも中立国として見ていた。だが、牙を剥いてきたテナルディエ軍の攻撃により、我が王と大公である私の命により、ブリューヌ内乱に介入し、敵と見なす者は全て滅ぼす。それが神国に牙を剥かせた報いであり、それを果たすのはあくまで我ら神国に敵意があるブリューヌ王国内にいる貴族達。テナルディエとガヌロンも我らの敵とし、どんな敵が来ようとも我らの武器と技術によって滅ぼすべし。また他国でも敵意を剥いたら即刻滅ぼすべし』

「とそう書かれております、手紙のところにはヴォルン大公の印と神国の印がしてあります」

「なるほど、こりゃ全面戦争間違いないないくらいだな。ですが神国に牙を剥かせたのは間違いなさそうでしょうな」

「ヴォルン大公はマスハス卿に頼みとして、この書を預かっています。この書をブリューヌ国王陛下に送る事です。今ブリューヌ国王陛下がどんな状態かは既に知っていますが、とりあえず抗議文を出してみようとの事です。もう一つは神国にいる者達を使者として向かわせてブリューヌ王国内にいる貴族達を味方に付かせる事です。今現在のブリューヌ王国はどのような状態かを聞きたい事です。無論リムもここにいてくれ、後程エレン様やティグル様にも報告をするのでな」

リムは静かに頷いたので、マスハスが話し始めたが。ブリューヌ内乱という嵐に備える者と備えない者がいて、近隣諸国であるジスタート、ムオジネル、ザクスタン、アスヴァールも今どのようになるのか注目をしている。もちろん我が神国もどうなるかを見ているし、無人偵察機で各地を見ている。テナルディエとガヌロン以外の勢力というのは存在するが、それなりにいるそうだ。あとは中立派の貴族達をこちら側にすれば、プトレマイオスとブリューヌとジスタートの混合軍が完成となる。ブリュー
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