第1巻
内乱について×味方の会話
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来るはずだ、それをさせないためにプトレマイオス神国を叩き潰すつもりだろう』
『過去に一回そうしようとしたら神の鉄槌を喰らったらしいですが、今はいるのでしょうか?』
『ティグルに聞いたらいるらしい。何しろプトレマイオス神国の王が創造神様らしいからな、だがテナルディエもガヌロンもプトレマイオス神国があると邪魔者だと思われるだろう。今は王の代わりとして大公がこちらにいるから、不在だと思っていると思うからな。だからそこを突くんだと思う』
まあそうだろうなと思いながら盗聴をやめた俺であったから、アリファールも盗聴をやめたのだった。一方プトレマイオス神国では関所から俺の屋敷までは1kあるが、その前にはブラック・シャーク隊の隊員達が住んでいる。他国からの交流があまりないので鎖国している状態ではあるが、ジスタート王国とブリューヌ王国の間にあるからか使者や記憶共有者を持つ友人くらいしか入国できないようにしている。関所には懐かしい顔が来ていた。
「これはマスハス卿ではありませんか、こちらに来てもよろしいのでしょうか?」
「ブリューヌが今大変な事が起こっているのでな、それについてを報告しに来た」
「なるほど、ではカードをこちらに」
そう言ってからマスハスは両国では見た事のないIDカードを関所にいる者に渡してから、監視カメラに本人確認のためにIDカードにあるパスワードを入力してからカードを返してもらった。そして自動ドアが開いてから、入国をしてからマスハスはティグルの屋敷へと向かったのだった。途中途中オートマトンが巡回中だったが、遭遇すると近付いてきてから認証するためにカードをタッチするのだった。
「相変わらずここは厳重なのだな」
「そりゃそうですよ、ここは神が住んでいると言われている国ですからな」
そう言ったニールだったから、俺の屋敷に案内してもらった。途中途中オートマトンを見たり、拠点と同じような一戸建てがありそこには六人一組で住んでいる。男女三人ずつだが、結婚している者同士なので一緒に住んでいたりまだ独身の者は男女分かれて住んでいる者もいる。最もティグル=一真の妻となっている者は、トレミーで過ごしている。男性隊員は、主に機体整備やクルーの者なのだ。
「こちらです」
「マスハス卿お久しぶりです」
「おおー、ティッタか。久しぶりだ。それよりブリューヌに内乱が起こりそうなのだ」
「それについてはこちらも知っています、ブリューヌ王は一真さんの指示通りに動いております」
「やはりか、それと王子が死んだというのは嘘という事か。それも王と王子も記憶共有者と聞いておる」
ティグルの屋敷は、一見普通の屋敷に見えるがプトレマイオス神国全体を覆う国壁を上げてから、核エンジンを起動させてから神国をドーム状に
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