第1巻
一日の行動×監視役ルーリック
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の術や己自身を磨くが良い」
そう言ったら更に頭を下げてたけど、今では細かいところや些細なところでもついて来るようになった。俺が朝の鍛錬をしたいと言ったら、自分が見張り役をしますとの事なので、今では朝の鍛錬が出来るようになった。鍛錬が出来ない時は、空間にある疑似空間で鍛錬をした後にトレミーに行き風呂に入る。と言っても分身体は水で汗を拭いているが、本体は風呂に入っている事は知らないだろうな。風呂から戻った後に分身体と合流してから、俺は朝食を食べるのだがなぜか他の兵や侍女たちと一緒に食べる事が多い。たまに俺から作らせてくれと頼んだら監視付きでならと言われてから、俺らの国での料理を作ってから厨房付きの侍女やここの主であるエレンにも食べさせたら予想通りの落ち込む事となった。
『なぜ同じ材料なのに、こんなにも美味しいんだ!』
と侍女達やエレンにリムにそう言われたから、俺が料理好きと知るとたまに俺が朝食を作る時がある。客将の身分なのなと思いながらだったが、今はもう慣れた。あとはたまに厨房長からの頼み事も多いなと思ったら昼食の時に頼まれたのだった。
「ティグルさん。申し訳ないんですが、また手伝ってもらえませんか?」
手伝いというのは、野鳥や野兎、大鹿などの解体作業であるが、俺がやると血抜きをしてから内臓を取るので、これについても好評である。摩訶不思議な力で、一切汚れがないとか言われるけど。俺は快く引き受けた。
「今回は何だ?」
「大鹿です。今夜のシチューとして使いたいのですが、今夜のシチューはティグルさんが作ってもらえますか?リムアリーシャ様がそう仰っていたので」
俺は厨房の奥に行きながら今夜のシチューを俺が作る事を了承させてから案内されるが、刃物は俺のを使う事が義務付けれている。というより他のを使ったとしても、使い慣れたこっちの方が使いやすいからである。エレンに言ったらすぐにOKをもらった。剣から短刀にしてから、俺は手慣れた手つきで解体しながら血を浄化しながらの解体をする。浄化は肉以外のを消滅と浄化をしながら手でやりながら肉を切り分けて、臓器を素早く取り払ってから解体を終わらせる。
「いつも思うのですが、どうしてティグルさんはそこまで早くできるのですか?」
「そりゃ俺が料理好きだからだろうな、それに解体をするのはあんまりやった事はないが」
「何度見ても惚れ惚れする摩訶不思議な力はいったいどうやって身に付けたのですか?」
「そりゃ俺の国には摩訶不思議な力を持つ者が多い、俺の国にはこういう力を持つ者もいるからな」
俺がプトレマイオス神国の者だと言うのは、既に伝わっているからかこの間とは違うほどの目線を送ってくる。浄化は血や匂いを無くす事と消滅は肉以外を消滅する事が出来る神の力のだし。最もこの力を持つ
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