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ルドガーinD×D (改)
五話:冤罪って酷いよね?
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話し合えば分かり合えるんだな!!
それにしても危なかったな……以前はエルが居たから選択できなかったけどな
今回もし殺人の冤罪にかかったりしたら夜逃げルートを選択するところだったからな。
まあ、GHSで常に移動制限されていたから無理だろうけど………。

そう言えばリドウの奴、俺から巻き上げた二千万ガルドどうしたんだろうな?
あいつ何だかんだ言って貯蓄しそうなタイプだし
もしかしたら銀行口座に丸々入ってるかもな……。
………もしかして地道に溜めていくよりリドウを倒して奪い返した方が早かったのか?
………どうして俺はそんな簡単なことに気づかなかったんだ……不覚。

え?倫理的にやったら不味い?
いや、治療費と称して小動物と小女と青年から二千万ガルドをぼったくる奴なんだぞ?
何したってお互いさまでいいだろ?おまけにエルを虐待したり、“ミラ”を……!!
とにかく、ろくでもない奴には間違いないんだからそれぐらいやっても構わないだろ。
と言うか俺が許す。

「さてと、あなたが無実なのが分かったし、私はそろそろ依頼を実行させてもらうわ」

俺がそんな考え事をしているとそう言って
何やらチェスの駒のようなものを取り出すリアス・グレモリー先輩
あれは……なんだったけ?
何となくどこかで聞いたことがあるような気がして必死に思い出そうとするが
直ぐにやめる。いや、思い出せないなら大したことじゃないだろ?
これは……思考の放棄では決してないからな?

「あなたにはもう少し話を聞きたいんだけど、今日はこの子を悪魔に転生させないといけないからダメね」

ああ、そう言えばサーゼクス様が『悪魔の駒(イーブル・ピース)』は他の種族を
悪魔に転生させるものだって言っていたな、思い出した。
これでイッセーの命は助かるのか良かった……。

それにしても……サーゼクス様が言っていた通りリアス・グレモリー先輩は結構
思い込みが激しいところがあるんだな。自分の意見を中々曲げないし。
そのせいで誤解を解くのに時間がかかったしな……。

ん?なんで知っているかって?そんなのサーゼクス様が耳にたこができるぐらいに
妹自慢をしてきたからに決まってるじゃないか?
正直、話し始めたら日が暮れてしまうかもしれないと笑いながら言ってたが
本当にそうなるとは思わなかった………。
まあ、最後はグレイフィアさんが無理やり引きずって連れ去って行ったんだけどさ。

……もし兄さんが俺の事を話したらどうなるんだろうな?
クランスピア社の同僚には、結構、俺の事を話していたみたいだけどさ。
何と言うか……兄さんも話しだしたら止まらなそうだな。

同僚のエージェントもそのことを話す時はなぜかみんな苦笑していたしな。
まあ、そこまで兄さんが思って
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