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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos54-A決戦/永き旅路の終わりへ〜First Battle〜
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ネスト・・・!」
キリエが“ザッパー”2挺を横並びに重ねるようにして前方に向けた。
「アイゼン。ギガントフォルム。コメート・・・!」
“グラーフアイゼン”を巨大化させるギガントフォルムにしたヴィータの前方に、ボーリング玉大の物質弾が1基創り出された。
「紫電・・・!」
シグナムが“レヴァンティン”の刀身に強大な炎を噴き上げさせる。
「ディバイド・・・!」
トーマが前方に大剣――“ディバイダー”を向けた。
「光牙・・・!」
そして最後にわたしが、“キルシュブリューテ”の刀身に魔力を噴き上がらせる。ヤミちゃんを拘束してたクロノのストラグルバインドが砕け散る。それを合図としたように・・・
「
宝閃
(
ゲルセミ
)
!!」
ルシルは前面にある魔法陣へと突き出した“エヴェストルム”から蒼光の砲撃を発射。するとその砲撃が魔法陣を通過すると同時、さらに強大な砲撃と化してヤミちゃんを襲撃。魔法陣は次にヴィータの前面へ移動。
「フリーゲン!」
ギガントフォルムの“グラーフアイゼン”によって打ち出された物質弾コメートフリーゲンが魔法陣を通ると、砲撃を纏うようにしてフリーゲンは発射されて、ヤミちゃんへと着弾。次に魔法陣が向かうのはヴィータの次順のシグナムの前。
「一閃!」
魔法陣を切り裂くように“レヴァンティン”を振るったシグナム。刀身に噴き上がっていた炎が魔法陣を通ると、その炎は火炎砲撃となってヤミちゃんへと発射されて・・・着弾。次はクロノの前へ移動する魔法陣。
「キャノン!」
“デュランダル”から放たれた砲撃が魔法陣を通過。するとさっきのルシルの時みたく砲撃はさらに強大になって発射されて、ヤミちゃんに着弾。魔法陣がわたしの前に移動して来た。
「烈閃刃!」
外見がホントに幼い女の子だからちょっと気が引けるけど、キリエに、見た目から油断しちゃうんと墜とされちゃうわよ、って厳重注意を受けたこともあって、わたしは容赦なく“キルシュブリューテ”を降り下ろして刀身から剣状砲撃を放つ。わたしの烈閃刃が魔法陣を通過、するとやっぱりわたしが全力でも放てないような馬鹿みたいな威力になった砲撃が発射されて・・・ヤミちゃんに着弾。
「カノン!」
キリエの真ん前に移動した魔法陣。キリエもちょっと撃ち辛そうにしてたけど、それでもエネルギー砲弾を発射した。砲弾は魔法陣を通過することで特大の砲撃となって発射されて、着弾。そして魔法陣はトーマを中心に直径4mほどにまで大きく広がった。
「ゼロッッ!」
トーマが放つ砲撃が巨大魔法陣を通過すると、砲撃は魔法陣と同じほどの太さとなって発射されて・・・
――アーティラリーズリボルバー――
「ぅ、うう、うぅぅ・・うぁ、うわぁぁぁ
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