暁 〜小説投稿サイト〜
仮想空間の歌う少年
10行進曲ーAllegro (軽快に速く)
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を崩したので抱きとめる。そしてみんなも次々と飛んでくる中。キリトのみ。

「キリト??」
「やばい。エクスキャリバーが重くて飛べない!」

どうやらまだエクスキャリバーは所有出来てないようでストレージに入らないらしい。
そうして散々迷った挙句。横にポイと捨てて。こっちに飛んできた。
みんなが「またいつかとれるよ。」とキリトを励ましている中。

「シノン…。」
「仕方ないわね。貸し2よ。」
「これはキリトへの貸しだよ。」

そう僕が言うと。ふっと笑いながらエクスキャリバーに向かって当たるとくっつく弓矢を放つ。
それは200mほど先まで落ちたエクスキャリバーに当たり…弓矢がくっつく。

pizz.(ピッツィカート)♪」

するとエクスキャリバーの周りに音符がどんどん出現し音符はエクスキャリバーをどんどん弾いていき、引っ張る速度を上げる。そして…。

「よいしょ…。」
「シノンナイス〜。」

僕はシノンの腕にエクスキャリバーが入るのを確認すると。

「シノンさんマジかっけぇー??」

後ろのギャラリーがそう叫んだ。
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