10行進曲ーAllegro (軽快に速く)
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ねばな。」
そう言ってハンマーの柄から光を放って僕の手元に黄金のハンマーが投げ落とされた。
「《雷槌ミョルニル》正しき戦に使うと良い!では。さらばだ。」
そう言ってトールに稲妻が広間を走り目を瞑る。開けるともう何者の姿も存在しなかった。
僕は今ゲットした《雷槌ミョルニル》を装備する。重力あるそのハンマーは少し面白い仕組みがありそうだった。
「伝説武器ゲット、おめでとう。…スノーそれ使えるのか?」
「うん!もともと大鎌はハンマーの派生だからね!…なんかもっともこれ僕仕様になってるけどね。」
見ると装備されたハンマーは変形していつの間にかにハンマー…よりも黄金の大鎌になっていた。
「大鎌仕様。《雷槌ミョルニル》てね?」
僕はミョルニルに念を込めると今度はハンマーに変わった。するとキリトは笑って。
「面白いな…それ。」
「うん!これ極めよ…??」
そう言おうとすると氷の床が激しく揺れていたことに気がついた。
「まだだ!聖剣エクスキャリバーを抜いてない!」
僕がそう叫ぶとキリトの上にいるユイが。
「玉座の後ろに下り階段が形成されてます!」
僕達はそれを聞いて後ろの下り階段に駆け込んだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
その階段を抜けた先にエクスキャリバーがあった。キリトがその柄から引き抜こうとするが。
「ぬ……お……??」
なかなか抜けないな…。とてもキリトが苦しそうな顔をするので。僕のは笑いながら。
「まだまだ人参は抜けません♪」
「なんで人参なんだよ…!え?」
そうキリトが突っ込みを入れた直後。力がずっと抜けて。
エクスキャリバーが抜けた。
「…。」
「「「「「「「ええええええ??」」」」」」」
僕達はそのシュールな展開に驚いていると。
「うわっ??」
見ると世界樹の根が氷の壁。床をどんどん壊していく。
「スリュムへイムが崩壊します!」
ユイがそういって完全に床が落ち始めた。僕達の乗っている床…円盤は遙か下の大穴に向かって落ちている。
「あの下に落ちたらどうなるの?」
シノンがそう言うので。
「ん?ニブルヘイムかな?」
僕は落下の恐怖を誤魔化す様に僕はストレージからお茶を取り出し飲みながらみんなの悲鳴をBGMに落下していった。
「まって…あれを見て!」
リーファがそう言って指の先には。
「トンキーじゃん!」
僕がそう叫ぶとくおーんと一言。こっちに来る。
「ほい♪」
僕は先に飛んでトンキーの上に上手く着地する。
「シノン!」
「…仕方ないわね。」
シノンもピョンと飛んでトンキーの上に着地してバランス
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