マクロスF
0793話
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わればいよいよ建物の建設に入る予定だ。L.A.Iの支社やフロンティア政府の出先機関なんかもこっちに入るし、新統合政府との条約によりこの世界で希望する企業の支社も入る予定だ。
既に新統合政府の政治家や、あるいはL.A.I、フロンティア政府を通じて数社からの打診が来ていると聞いて、昨日の今日で……と企業のフットワークの軽さに驚いたのは数時間前の話だったりする。
有名どころでは、VFのエンジンを開発している新中州重工、VF-19の開発で有名であり、VF-25やYF-29の開発にも関わっていた新星インダストリー、それと技術系の会社ではないが、S.M.Sのオーナーがこちらと接触してきているらしい。近いうちにエザリアが会うとか言ってたが、恐らくS.M.Sもここに支社を出す予定なのだろう。
俺が知ってる有名な会社でもざっとこれだけの会社名がすぐに出てくる。俺が知らない会社も含めると、その数は膨大な物になる筈だ。
ちなみに、ランカがバイトをしていたり、リン・ミンメイの生家である事でも有名な娘々も出店予定らしい。……超包子辺りと競争させてみるのも面白いかもしれない。
……まぁ、異世界との行き来が出来て、その世界の技術を入手出来るかもしれないとなれば、ここで出遅れたら間違いなく企業間の競争に取り残されるだろうから無理もないのだが。
ただ、企業の中でも優先されるのは俺と縁の深いL.A.Iだと既に決定済みだ。単純に縁故採用ってだけではなく、俺がS.M.Sで使ってきたVF-25、YF-29を開発してきた経緯もある。他にもMDE弾頭やディメンジョンイーターとか。
まぁ、後者に関してはバジュラがいなくなってしまった以上はフォールドクォーツを入手するのは難しくなったのを考えると、この先の発展は無いだろう。
一応ランカの下にバジュラが1匹残っているみたいだが、その1匹で全てのフォールドクォーツを賄う事はまず無理だ。
ちなみに、俺達が惑星上で倒して集めたバジュラの死体については既に全て回収済みであり、早速魔法球の中で技術班の面々が調べている。
フォールドクォーツを変な風に作り出したりして、擬似的なディメンジョンイーターで魔法球を破壊……なんて事にならないといいんだがな。
一応エキドナがいる以上はその辺の暴走は大丈夫だと思うけど。
「簡単とは言っても街が出来るまではどのくらい掛かるの? こうしてみる限りだと、かなり速いペースで都市整備が進んでいってるみたいだけど」
メギロートが建築資材を運んでいくのを見上げながら尋ねるシェリルに、レモンが周囲を見回し、数秒程考えた後で口を開く。
「そうね。取りあえず住めればいいという感じでなら半月以上、一月未満ってところかしら。そこまで行けば、少しでも早く私達と交渉を持ちたい会社もこぞってやってくる
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