第二十七章
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「そうなりました」
「そうか、事情はわかった」
「そういうことで」
「何かあったらスマートブレイン社にも連絡する」
木崎は鋭い目でスマートレディに答えた。
「それではな」
「またお会いしましょう」
「おそらくすぐに会うことになるな」
こうも言った木崎だった。
「そうだな」
「はい、スサノオとの戦いは常に行われていますので」
「では何かあればだ」
「何時でもご連絡下さい」
スマートレディはライダー達に笑顔で連絡先も教えて姿を消した、そしてライダー達もだった。
如月がだ、操真達に笑顔でこう言った。
「じゃあこれからはな」
「スサノオとの戦いはな」
「一緒だ」
「仲間ということだな」
「いや、ダチだ」
如月はここでにやりと楽しげに笑って操真に言葉を返した。
「俺達はダチだ」
「仲間じゃなくてか」
「仲間でありダチだ」
そうした関係になったというのだ。
「俺達はな」
「そうか、ダチか」
「それでいいか?」
「宜しく頼む」
操真はその口元を微笑まさせて如月に答えた。
「それでな」
「そうか、それじゃあな」
「これからだな」
「俺達はダチだ」
こう言ってだ、如月は自分の右手を差し出した。操真もそれに応えて。
握手をして拳を打ち付け合った、如月は他の面々ともそうして。
操真にだ、笑顔のまま告げた。
「何時でも呼んでくれたらな」
「その時はだな」
「楽しくやろうな」
「ああ、こちらこそな」
「ダチとしてな」
二人で話してだ、そうしてだった。
戦士達は今は別れた、その別れの後で。
大門が操真達にだ、こう言った。
「私達も帰りましょう」
「俺達の場所にだな」
「ドーナツを食べて」
そのうえで、だった。
「それからね」
「ああ、面影堂に戻ってな」
「それでまた戦うことになるわね」
「今度はインベスですか」
少しやれやれとなった顔になってだ、奈良も言った。
「厄介な相手みたいですね」
「厄介なのはファントムも同じだったでしょ」
大門はその奈良にも言った。
「それならね」
「一緒ですか」
「インべスにはインベスの癖があるけれどね」
「戦うだけですね」
「僕達もね」
「若しインベスが相手でも」
稲盛も言う。
「負ける訳にはいかないから」
「そうですよね、ですから」
「その連中とも戦うか」
飯降と山本も稲盛のその言葉に応える。
「魔法使い、仮面ライダーとして」
「その連中ともな」
「インベスのことはこれから本格的に調べる」
木崎はもう動こうとしていた。
「そしてだ」
「戦うんだな」
「そうする、いいな」
こう言うのだった、操真にも。
「次の相手のことも頭に入れてもらう」
「相手のことも知らないと
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